甥っ子、退院しました!
お昼過ぎまでは日差しが見えて、昨日までの秋晴れが残っていました。でもその後は厚い雲がかかっている神戸の空です。
昨日の散歩中に見つけたバラの花です。ため息が出るほど綺麗ですね。バラといえば春のイメージです。けれども散歩していると、真冬でもバラを咲かせている方がいます。上手に栽培すれば、1年中咲かせることができるのかもしれませんね。
さてタイトル通り、交通事故で入院していた甥っ子が退院しました。嬉しい限りです。
事故の一報があったのは、今年の3月14日。ホワイトデーでした。自転車に乗っていてダンプと接触したということで、当初は命が危ぶまれる状況でした。ところがすぐ近くに警察車両がいてくれたことで、救急車への対応がスムーズに行われ、命を取り止めることができました。
それでも私が3月終わり頃に京都深草の国立病院に行った時は、まだ意識不明でした。でもその翌日に意識が戻り、それからは驚くようなスピートで回復していきました。甥っ子はプロのダンサーを目指しています。ですからそのダンス仲間たちが全国に呼びかけて、日本中から千羽鶴が届きました。甥っ子がどれだけ多くの人に慕われているかを、万羽鶴ほど集まった折り鶴の束が教えてくれました。
その後、大阪の高槻にあるリハビリ専門の病院に転院して、10月2日に無事退院することができました。事故当初は、私のブログやFacebook等にも応援のメッセージをたくさんいただきました。改めて感謝の思いを伝えさせていただくと共に、このブログを通じて退院の報告をさせていただきます。本当にありがとうございました。
退院といっても、まだまだリハビリは続きます。自宅近くの病院に通院するそうです。昨晩少しだけ電話で話しました。元気そうだったのでひと安心です。
「仕事に復帰してお金を貯めて、ロスアンゼルスにダンス留学します」と宣言していました。まだ事故以前のようなダンスはできないでしょうが、きっと彼なら夢を実現するでしょう。できる限り応援してやりたいと思っています。そして、私も負けないように頑張らなくては。
ついでのようですが、今日の午後に観た映画の紹介です。
『デビルクエスト』(Season of the Witch)という2011年に公開されたアメリカのファンタジー映画です。主演はニコラス・ケイジです。
ヨーロッパで魔女狩りが行われていた14世紀。そしてペストが猛威をふるっていた時代です。神の名の元に虐殺を繰り返す十字軍から脱走した騎士が、ニコラスの演じるベイメンです。ベイメンは脱走の罪を許される代わりに、ある魔女を山奥の修道院まで護送するように命令されます。まだ若い女性です。魔女狩りなんて、間違いなく冤罪です。その女性に対して修道院で公平な裁判をするのなら、という条件付きで護送の兵に加わりました。
ところがどっこい、その若い女性は魔女ではありませんでした。それどころか悪魔だった、という設定です。悪魔はある目的があって修道院に行くことが必要で、若い女性に取り憑いて魔女として連行されるよう、わざと仕向けたのです。そしてその修道院で悪魔との戦いが起きる、という物語です。
いたってシンプルで、もうひとひねり欲しいなぁ、という残念なストーリーでした。CGの悪魔の姿も、あまりにベタなサタンだったのでちょっと興ざめです。もう少し意表をつくようなキャラクターデザインにして欲しい、と感じました。
でも映像の雰囲気がすごく良かったのです。中世のヨーロッパの、どことなく陰鬱とした世界が最高でした。私の中の古い記憶が刺激されるような印象を持ちました。ファンタジー好きな私としては、この映像だけで合格点です。内容的にはブログで紹介しないレベルの映画ですが、この映画の持つ世界観に引き込まれたので、あえて書かせていただきました。
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