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高羽そらさんインタビュー

ダイアナは生きている?

毎日気持ちのいい秋晴れが続いています。今日は急な坂道を登ると、少し汗ばむくらいの陽気でした。昭和39年に開催された東京オリンピックは、10月10日が開会式でした。晴れの特異日ですね。私たちの世代には、その日こそが「体育の日」の祝日です。現在の第2月曜というのは、どうも馴染めません。

 

それにしても2020年の東京オリンピックは、7月24日の開会式で大丈夫なのでしょうか? じっとしていてもうだるような暑さなのに、選手も観客も熱中症で倒れないか心配です。早朝スタートだとしても、マラソンをするような環境ではないはずです。

 

10月はアメリカで野球のワールドシリーズがあるので、テレビの放映権の問題で10月が避けられたという噂を聞いたことがあります。その真偽は別にして、どう考えても無謀な季節の開催だと思えます。やっぱりこの季節が最適でしょう。まぁ、今から言っても無理か……。

 

さて、昨晩読了した本です。

 

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『ガソリン生活』伊坂幸太郎 著という本です。

 

ユニークなタイトルですね。でも読み始めてその理由がわかりました。一人称で書かれた小説ですが、何とその語り手は自動車です。「吾輩は猫である」ならぬ、「我輩は自動車である」という小説です。いつもながらめちゃめちゃ笑いながら読み終えました。

 

自動車から見た人間社会がシニカルに描写されていて、笑いながらも身につまされました。伊坂さんらしい、鋭い視点です。語り手は緑色のデミオです。私が京都の印刷会社で働いていた時、社用車がデミオだったので親しみを感じました。

 

そのデミオの所有者は望月家です。母親、20歳の長男、17歳の長女、10歳の次男という4人家族です。その中でも亨という名の10歳の少年が最高です。望月家の頭脳と呼ばれているほど、大人びていて頭がいい。私の大好きなタイプのキャラです。

 

交通事故で亡くなられた、イギリス皇太子妃のダイアナさんを憶えておられるでしょうか? パパラッチに追われた末の事故です。様々な都市伝説が語られ、ダイアナはまだ生きている、という話まで存在します。王室のしがらみから逃れるために、事故死を演出したという噂です。そしてどこかでひっそりと暮らしていると。

 

その噂を、そのまま日本の仙台に当てはめたのがこの小説です。名家の出身で有名な元女優が恋人と一緒に事故死します。芸能記者に追われた末の事故でした。その事件に望月家が巻き込まれます。デミオが大活躍します。そして、その女優と恋人は生きていた、という物語です。

 

事故で廃車になる恐怖や、いつか下取りに出されて大好きな家族と別れなくてはいけない不安。そんな自家用車の悲哀も見事に表現されています。そして読み終わったあとに、心の中が温かくなる素敵な小説です。

 

さて、ダイアナについて、私は不思議な経験をしたことがあります。かなり以前ですが、不思議な明晰夢を見ました。

 

ダイアナが私を彼女の自宅に招待してくれたのです。夢の中では古くからの友人でした。当時私はイギリス王室に興味はありませんでしたし、彼女の事故死についてもほとんど関心を持っていませんでした。でも明晰夢ではとても親しい間柄なのです。

 

イギリスらしい洋館で、大邸宅でした。その家の中に不思議な部屋があります。細いチューブのようなところを上昇して、たどり着く部屋があるのです。そこは亡くなったダイアナが暮らしている部屋とのことでした。そして別れ際にとても綺麗なバラの花をもらいました。

 

その明晰夢の話を妻にしたところ、『プリンセス・オブ・ウェールズ』という、ダイアナを偲んで捧げられたバラがあるとのこと。その写真を見たら、間違いなく明晰夢でダイアナからもらったバラでした。そして驚いたことに、その夢を見た日はダイアナの誕生日だったのです。そんなこと全く知りませんし、ニュースさえ見ていません。ですからダイアナとは不思議な因縁を感じています。

 

ところで昨日のブログでアップしたバラの花を憶えておられますか? あまりに綺麗な写真だったので、機種変更したばかりのiPhoneの待ち受け画面にしています。先ほどブログを書こうと思い、確認のために『プリンセス・オブ・ウエールズ』の写真を検索してみました。随分前の明晰夢ですから、どんなバラだったか忘れていますからね。

 

ところが写真を見てびっくり〜〜〜!

 

私が待ち受け画面にしたばかりのバラの花が、その『プリンセス・オブ・ウェールズ』だったのです。咲かせておられる方に聞いたわけではありませんが、間違いないと思います。さすがに鳥肌が立ちました。こんなことって、あるのですね。

 

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コメント (2件)

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  1. みえこさん、コメントありがとうございます♩

    リアルな明晰夢でしたので、きっとダイアナさん本人だと、勝手に納得しています(笑)
    その本、とても面白そうな本ですね。さっそく図書館でチェックしてみます。紹介していただいて、ありがとうございます。
    バラの花の待ち受け画面が、すっかり気に入ってしまいました!

  2. いつも素敵な内容をありがとうございます。

    ダイアナさんの明晰夢のお話・・何だか本当のダイアナさんにお会いできたんではないかな?と思ってしまいました(^^)
    私が娘を見送ってから少しして出会えた本に、<ダイアナ 愛のスピリチュアルガイダンス 天界のダイアナ妃より>リタエイダ著 
    なかなか深い内容ですが、ダイアナさんの意識体からのものだと思いたいですね~。

    バラはダイアナさんにお似合いですよね!


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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