明晰夢で大切なのは、遊び心
今日から3連休です。天気がいいので、上々のスタートですね。買い物途中に六甲ケーブル行きのバス停を覗くと、大勢の方が列を作っていました。山の上の方は、ぼちぼち紅葉が見頃なのかもしれません。
のんびりと紅葉見物に行きたいところですが、散歩中の綺麗な菊で我慢しています。秋の大掃除を終わらせてしまわないと、落ち着きませんからね。
実は今月の最初にひいた風邪の影響で、一時期大掃除ができませんでした。かなりしつこい風邪でして、今もまだ咳が残っています。ですから今頃になって先行している妻を必死で追いかけている状態です。ちょっとピッチを上げていますので、来週の今頃には終わっているはずです。紅葉が遅めですから、ちょうどいいかもしれません。
さて、体外離脱や明晰夢を経験したいと思われている方は、それぞれに目的があってのことでしょう。ガイドのような存在と会話することもできますし、動物と話すこともできます。あるいは自分の潜在意識を目の当たりにしたり、人生の分かれ道において有用なメッセージを受け取ることも可能です。宇宙旅行なんかもできますね。
でもそうした目的ばかりに意識が囚われていると、かえって望む体験を遠ざけてしまいます。肩の力を抜いてリラックスしないと、その世界を自由に探索することができないのです。ですから体外離脱や明晰夢を経験する際、意識するべき大切なことがあります。
それは、遊び心です。
クソ真面目になってこれこれを体験しなきゃと思っているより、気楽な遊び感覚を持って接しているほうが目的を達成できる場合が多い。これは私の経験上から感じることです。非物質の存在たちはユーモア感覚に満ちています。ですからこちらの遊び心に対して、かなりノリがいいと言えます。
では明晰夢等における遊び心とは、いったいどのようなものなのか? 今朝の私の例を紹介します。
夢の世界で京都の街を歩いていました。京都御所の南側に京都地方裁判所があります。その付近を散歩していました。夜ですが人通りが多いので、そんなに遅い時間ではないと思います。もちろん夢だと気がついて、プラプラと散歩を楽しんでいました。
誰かに声をかけて面白い質問をしようかと考えていました。これも一種の遊び心です。iPhoneのSiriに質問するような感覚で、返ってくる答えを楽しむのです。でも今朝は通り過ぎる人が忙しいそうで、どことなくよそよそしく感じました。つまらないので、それなら皆を驚かせてやろうと思いました。
そこでふと目に入ったのが、どこかのお寺の観音様。これを利用することにしました。
まず観音様を巨大化させました。ウルトラマンに出てくる怪獣並の大きさです。そしてまさしくその怪獣のように、観音様を暴れさせました。
次から次へとビルを破壊していく観音様。裁判所は木っ端微塵。マンションや雑居ビルも倒されて、爆発も起きています。明晰夢ですから、音も匂いも感じます。爆音とともに熱風が吹きつけます。
絶対死なないとわかっていても、目の前に瓦礫が飛んでくると、思わず後ずさって避けてしまいます。大勢の人が逃げ惑い、まさしく怪獣映画の世界です。このまま観音様に好き放題にさせるわけにはいかないので、正義の味方を呼びました。そうゴジラです。
私ってマジで、アホでしょう?
ゴジラが口から放射能を吹きながら近づいてきます。『ゴジラVS観音様』が始まりました。
絶対映画化されないようなシチュエーションですね。意外に観音様が強い。ゴジラが苦戦していました。そして両者の対決を特等席で観戦してから、現実世界に戻ってきました。
普段はブログにこんな明晰夢の体験談を書きませんが、あえて紹介してみました。こんなことをして遊んでいる、ということです。3Dや4Dを超える体験ですから、かなりリアルですよ。これくらいのアホな遊び心を持っていると、思いもよらない素晴らしい体験をすることがあります。
ということは、この現実世界でもこんな遊び心は必要だと感じますね。起きる出来事をあまり深刻に捉えないで、笑い飛ばせるくらいでちょうどいいのかも。そうすれば、今まで見えなかった新しい世界が見えてくるのかもしれません。
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