必要な情報は、突然大量に来る
夕方になって、ようやく風が収まってきたようです。低気圧の影響で、全国的に雨が降り、強風が吹き荒れていたようですね。
今朝の神戸は暴風・波浪警報が出ていました。12月13日までルミナリエが開催されていますが、電飾の一部が強風で破損したとのこと。ニュース映像を見ていると、開催の継続が危ぶまれるほどの被害です。どうなるのでしょうか?
そして我が家も今日は大変でした。荒天は予想していました。でもお昼前には雨があがると、昨日の天気予報では言っていました。その通り出かける直前には青空が見えています。妻は念のために傘を持っていましたが、私は手ぶらでした。だって回復すると信じていましたから。
そんな私の楽観的な予想は、途中でもろくも玉砕です。家を出て小一時間は余裕で歩いていました。でもその後は大荒れ。スーパーを移動するだけで、私も妻もびしょ濡れです。私が傘を持って来ればもう少し濡れずに済みました。妻には申し訳なかったです。
そして帰り道の風がすごいこと。方向が一定せずに、突然予想外の方向から吹きつけてきます。それも台風並みの風です。陸橋の上を歩いている時など、年配の女性が一歩前に進むことさえ難儀されていました。
また今日は間の悪い外出でした。建物の中にいると雨が上がり、外を歩き出すと風雨が強くなります。途中からはもうヤケクソで歩いていました。どう踏ん張っても濡れますからね。何か余計な憑き物を取る、「禊の雨」だと思うことにしました。まぁ、あの強い雨と風だったら、どんな魔物でも吹っ飛んでいくでしょうね〜!
さて、先ほど読了した本です。
『小説家という職業』森博嗣 著という本です。
これは作家という仕事を、ビジネスとして捉えた小説家論の本です。だから小説を書くための指南書ではありません。指南書など無意味だと言われている著者ですから、むしろ作家として生き続けることがどれだけ大変かを、率直に書かれた本です。ですからとても勉強になりました。
実は森さんの他の著書をTwitterで発見して、それを読むつもりでした。ところがその本はまだ発売前。図書館で検索しても見つからないはずです。その検索中に目に付いたのがこの本でした。何かをピンと感じたので、すぐに予約しました。
昨日のブログで身につまされる小説を読んだと書きました。作家業の内幕を暴露した『歪笑小説』という東野圭吾さんの作品です。この本を偶然手にした時、あぁ、この流れが来るな、と直感しました。
これは私が必要な情報を得る時のパターンなのです。私が意識していなくても、潜在意識が必要だと感じているのでしょう。まるで偶然のように、そうした記事や情報が大量にやってきます。昨日の小説も今日の本も、そのひとつです。そしてその理由もわかっています。来年に計画していることがありまして、どうやらその準備を私にさせているのです。
先ほどの『歪笑小説』の中で、欄外に東野さんがある本を推薦されていました。その本も予約していますが、同じ内容の本です。不思議なもので、必要な情報は必ず手に入ります。受け取る自分が心を閉ざしていなければ、全く心配する必要がありません。
ただし、それは突然に、そして大量にやってきます。
私は慣れていますが、常に気持ちの準備をしていないと慌てることになります。逆に言いますと、準備ができていないと情報はやってきません。ですから常に臨戦態勢を整えている必要があります。ここ数日は、とてもいい勉強をさせてもらっています。
この本を読んで最も嬉しかったのは、小説の書き方が著者と全く同じだったことです。私の場合は完璧な自己流ですから、不安に思うこともありました。ところが著者の森さんは、笑ってしまうほど私と書き方が同じです。こんな人がいるのだと驚いたと同時に、とても安心しました。自分のやり方を貫き通すことに迷いがなくなりました。
最後にこの本で心に残った言葉を書かせてもらいます。
『だいいち、芸術家という人種がどうでも良い部類の人間なのだ。あってもなくても同じ、まったく実生活の足しにならない、というような世界から、ときとして人の心を動かすものが生まれてくることは、本当に奇跡だと思わずにはいられない。あらゆる芸術は、この奇跡を追い求める博打である』
そういう意味では、私も博打打ちです!
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