な、何これ。凄すぎる!
冬が戻ってきました。風の冷たさが、なぜか懐かしいように感じます。一週間後はクリスマスイブですから、もう少し冷えてほしいかな。
しかし遅い秋も頑張っています。
買い物途中に歩く歩道の街路樹が、色づいていい雰囲気でした。まだ秋を感じます。
でも六甲山の山頂あたりを見ていますと、もう冬枯れの様相です。そのまま冬の気配が、少しずつ山を降りてくるのでしょう。来週には、すっかり冬の装いになっているかもしれません。
さて、さて。とんでもない映画を観てしまいました。この作品は映画館に行くべきでした。いい映画だと噂には聞いていましたが、これほどとは。何これ、凄すぎる! と叫びたくなる映画でした。
『インターステラー』(原題: Interstellar)という2014年のSF映画です。
監督はクリストファー・ノーラン。『インセプション』や『トランセンデンス』でその実力を見せつけられました。その勢いは止まらないようで、こんな凄い映画を作ってしまうとは。この先も注目していきたい監督です。
とにかく凄い。よくこれだけの作品を撮影したと思います。映像は言うまでもなく、脚本の素晴らしさに圧倒されます。最新の宇宙論を相当勉強しないと、決して書くことのできない物語だと思います。もう脱帽です。
近未来の地球が舞台です。地球から植物が消えようとしています。やがて酸素が欠乏し、人類は飢えて、窒息死するしかありません。そこで移住可能な惑星を見つける、という映画です。『彼』と呼ばれている5次元の存在がワームホールを作りました。それを利用すれば遠く離れた銀河に到達することができます。すでに先遣隊が出発していて、居住可能な惑星の存在を伝える信号を送ってきています。
そこでマシュー・マコノヒー演じるクーパーが、その事実を確かめるために宇宙へ向かいます。同行するアメリアという科学者をアン・ハサウェイが演じています。先に惑星にたどり着いたマン教授役として、マット・デイモンが出演しています。
ストーリーはここまで。この映画の素晴らしさを文章で伝えようと思ったら、今週中はこの映画について書かなければいけないほどです。でもそこまでしても、決して文章では伝えきれないでしょう。観たことがない方は、ぜひ観てください。決して後悔しないはずです。
3時間近くある映画ですが、逆に言えばよくこの時間で収めたなぁと思います。それほど内容が深い。私が今年観た映画では、間違いなくN0.1です。まだ見終わったばかりですので、かなり興奮しています。
ちょっと嬉しかったのは、5次元の存在が3次元を創造した、という解釈です。なぜかと言いますと、次回出版を予定している私の小説で、その解釈を使用したからです。直感で5次元という言葉を使ったのですが、少し不安でした。あまり理論的に詰めていませんでしたから。
でも物理学者がアドバイザーとして参加しているこの映画で、この解釈が使われていたので安心。やっぱり直感は大切ですね。とにかく素晴らしい映画です。伏線が最初からたっぷり仕込まれていますので、目が離せない映画です。ノーラン監督の次回作が楽しみです。
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