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高羽そらさんインタビュー

勉強、勉強、ひたすら勉強

お昼過ぎまでは雲がない快晴でしたが、夕方になって厚い雲に覆われてしまいました。天気が下り坂だそうで、明日の朝まで雨の予報です。いつもより早起きして外出する予定なので、早くやんでくれたらと願っています。

 

今朝のブログで松葉のカーペットについて書きました。その公園はこんな雰囲気です。

 

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立派な松林ですね。自宅から歩いて20分くらいの公園です。桜の名所としても有名な場所です。この松林のある道は『徳川道』と呼ばれているものです。幕末に兵庫の港が欧米に開かれました。でも当時は攘夷の嵐が吹き荒れています。ですから武士と外国人が遭遇しないよう、幕府が苦心の末こしらえた古道です。六甲あたりにこうして一部が残されています。おそらくその頃からある松林でしょう。

 

この青空は昨日の写真ですが、お昼前後は負けないほどの快晴でした。朝のブログで書いていたように、京都では全国高校駅伝が開催されました。午前中の女子に続いて、男子の競技もテレビで観戦させてもらいました。広島の世羅高校がアベック優勝でしたね。男子は大会新記録。素晴らしい走りでした。

 

私と妻が感動したのは世羅高校の女子のアンカー。名前は忘れましたが、素晴らしい選手です。「どんな状況でもタスキを受け取ったら優勝する」と豪語されていたとのこと。すごい自信家だなぁと思いました。そしてアンカーとして受け取ったタスキは4位。さすがに優勝は無理だろう、と思っていました。

 

ところが有言実行の女性です。じりじりと先頭に近づき、ゴールの西京極競技場が近づく頃にはトップに立ちました。そしてそのままゴール。おそらく自分を追い込むための言葉だったのでしょう。ゴールして仲間に迎えられた時に号泣されているのを見て感動しました。素晴らしい精神力です。スポーツもこのレベルになれば技術や体力だけでなく、精神力も重要なポイントです。女子高生にやる気のパワーをもらえました。

 

受け取ったパワーを活かして、私も前に進まなければいけません。勉強、勉強、ひたすら勉強です。そう感じさせてくれた本を昨晩に読了しました。

 

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『ミステリーの書き方』日本推理作家協会 編著という本です。

 

まず一般の方が読まれる本ではないでしょう。少なくとも小説を書きたい、と意図する人しか手に取ることのない本だと思います。タイトルもいかにもですからね。でもこの本は具体的なことが書かれているノウハウ本と少し違います。大勢の作家にアンケートを取って集計したデータが基本にあり、そのうちの何人かの作家によるエッセイが中心になっています。

 

敬愛する東野圭吾さんの著書で推薦されていたので、読んでみることにしました。本当に素晴らしい本です。図書館で借りましたが、購入するつもりです。常に手元に置いておいて、何度も読み返すべき本です。『新宿鮫』のシリーズで有名な直木賞作家の大沢在昌さんも、あとがきに書かれていました。「プロであっても何度も読み返し、勉強させられた本だ」と。

 

ざっと著者を挙げても、

赤川次郎、阿刀田高、伊坂幸太郎、逢坂剛、大沢在昌、北方謙三、東野圭吾、宮部みゆき、森村誠一等の、ベストセラー作家の名前がずらっと並んでいます。小説を書いているものにしたら、宝物のような本でした。

 

「書き方」とタイトルにありますが、ノウハウなんてほとんど書かれていません。そんなもの自分で考えなさい、とほとんどの作家が言われています。そして多くの作家が共通して言われていること。小説家なんて食っていけないから、やめておいたほうがいい。そういう意見でした。

 

それでもやりたいと思うなら、ひたすら書き続けるしかない。そうしたプロの作家としての心構えが書かれている本です。もちろん技術的なことにも触れられていますが、私としては作家としての心意気を教えてもらえることに、この本の価値を感じています。

 

もっとも面白く、そして興味深く読んだのは、宮部みゆきさんの対談記事でした。ますますファンになってしまいました。

 

いつもは面白かった本を紹介しているのですが、今日は私の読書記録代わりです。あぁ、この時期に読んだと、後から思い返すためです。でも小説を書きたいと思っている方がもしおられましたら、ぜひ読むべき本ですよ。珠玉のような言葉が詰まっています。書籍との出会いに関して、偶然がないことを感じさせてもらえる本でした。

 

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

 

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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