ハバナにパワーをもらった!
今日は久しぶりにMacBook Airを持って外出しました。大好きな西宮ガーデンズに行ったのですが、今日の私は仕事モード。妻がお店を見ている間、フードコートで原稿の推敲をしていました。
私が愛用しているパソコンです。小説の原稿もブログも、ほぼこのパソコンで書いています。一度でもこのキーボードの打ちやすさに慣れてしまうと、他のパソコンに戻れません。それほど使いやすいのですよね。
ランチタイムを挟んで、私はこの写真の場所で仕事をしていました。平日ですが、ランチタイムには大勢の人で賑わっていました。たまには外で仕事をすると、違った雰囲気で刺激になります。
そして地元に戻り、いつもの買い物をして自宅まで戻ってきました。その途中に神社を通ると、こんなものを発見。
『とんど祭り』というものが、午後4時半から行われるそうです。無病息災を祈願した、お焚き上げのようなものでしょう。通りかかったのが午後3時頃だったので、祭事を見るのは諦めて帰ってきました。今朝は雪がちらつく神戸でしたから、燃え盛る炎を見ながら暖を取るのも楽しかったでしょうね。
さて、私が大好きで欠かさず見ている番組に『世界ふれあい街歩き』という番組があります。歩いている人の目線でカメラが移動する旅番組です。自分が歩いている気分で外国の様子を見ることができるので、いつも楽しみにしています。
特にヨーロッパが大好きなのですが、今週は珍しいことにキューバーのハバナでした。おそらく初めてではないでしょうか。
昨年の7月、1961年から断交していたアメリカ合衆国との国交が54年ぶりに回復しました。私が生まれる以前からの断交ですから、歴史的な出来事です。
ハバナをよく知らないので、興味津々でした。最初に目に付いたのがアメリカのクラシックカー。それも1台、2台というレベルではなく、道路を占拠するかのようにクラシックカーが普通に走っています。そしてそれに混じるように、ソビエト製の古い自動車も走っています。
とても不思議な光景ですが、歴史に翻弄されたキューバの実情を表しているものだったのです。
アメリカと断交するまでは、フォード等のアメリカ車が大量に輸入されました。多くの建造物も建てられて、首都ハバナは発展しようとしていました。ところがキューバ革命が起き、孤立してしまいます。アメリカ資本は撤退し、物資が不足する厳しい生活が続きました。
社会主義国家ですから、当時のソ連が手を差し伸べました。それでソビエト製の車が輸入されたのです。まるでガラパゴス諸島の動物たちのように、取り残されたアメリカのクラシックカーとソビエトの車が同居することになったそうです。悲しい歴史ですね。
やがてソ連は崩壊して、キューバはますます孤立します。物資が外国から入ってこないので、国民の生活は大変だったようです。ですから昨年のアメリカとの国交回復は、国民が待ち望んでいたものでした。
確かに首都であるハバナの様子は、かなり荒れています。旧市街の建物の壁は崩れ、道路は舗装が剥がれて土が見えていたりします。とても貧しい国だな、というのが正直な第一印象でした。
でもそこに暮らす人々の瞳は生き生きしています。もともと暖かい国ですから陽気な人たちが多いはずです。でもそうした民族性だけではなく、やはり国交が回復したことによる期待のせいだと感じました。
その期待するものは、『観光』です。
美しい海が隣接するハバナは、大勢の観光客が訪れます。そしてアメリカとの国交が復活したことで、さらに大量の観光客が見込まれています。ですから古い建物は修繕され、道路は全力をあげての改修工事が進んでいます。
以前の職業を辞めてタクシーの運転手に転職された男性も、期待に胸を膨らませておられるのがわかりました。古い建物を親子の手作りで改修して、観光客が宿泊できるホテルの営業を目指されている方も登場しました。目がキラキラと輝いていました。
時間はかかるでしょうが、ハバナはこれからめざましく発展していくと思います。必死で生きるハバナの人たちの姿を見て、生きるパワーをもらいました。大勢の人が観光に訪れて、ハバナの人たちの笑顔を増えることを心から願っています。
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