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高羽そらさんインタビュー

「種」としての生き方

いつもなら引きこもりの日ですが、今日は朝早くから出かけました。昨晩のうちに連載小説を下書きしておいて、朝の掃除が終わったらすぐにアップ。それから大急ぎで家を出ました。

 

目的は歯医者さん。今日は4ヶ月に一度の定期検診の日です。そして最近はその日に合わせて散髪に行くようにしています。開院と同時に検診を受けて、終了しだい開店したばかりの理髪店に駆け込みます。順調に終わったのですが、ちょっとショックなことが。

 

京都にいる頃に治療した詰め物がずれていて、その隙間に虫歯ができてしまいました。今日は歯石を取っただけですが、来週から治療しなければなりません。一昨年に親知らずを抜いて以来の治療です。何回か通わなければいけないでしょう。とほほ。

 

それでも天気がそこそこ良かったので、気持ち良く歩くことができました。軽快なロックを聴きながら歩いていると、足のテンポもそれに合わせて坂道をぐいぐい上がることができます。あちらこちらで梅が花を開いていました。

 

IMG_3403

 

 

これは昨日に撮影した写真です。枝垂れ梅ですね。写真を撮っているだけで、かぐわしい梅の香りに悩殺されました。京都の北野天満宮の梅園では、きっとたくさんの梅が花を開いているのでしょう。

 

こうした自然の姿を見ていると、いつも何かを教えてもらうことができます。我が家は朝食を取りながら、いつも大阪湾の景色を見ています。土日などは九州からのフェリーが入港してくるのを、じっくりと眺めることができます。

 

そして天気がいい日には、鳥たちが出かけていくのが見えます。海の方から山へ向う鳥。そして、山から梅に向う鳥。いろいろな種類の鳥たちが、まるで会社に出勤するように朝から移動しています。

 

そんな鳥たちで、最近見つけた集団があります。鳥の種類は分かりません。かなり小さい鳥です。最初は妻が見つけました。

 

かなり大勢で群れを作り、目を凝らして見ていないと見逃すほど、早いスピードで山から海方向に向かって飛んでいきます。本当に短い時間ですが、鳥たちの持つエネルギーを感じることができます。

 

このような小さい鳥は、小さいゆえに群れを作っているのでしょう。天敵に狙われた時、最小限の被害で切り抜けるためだと思います。何羽かが犠牲になったとしても、その「種」が生き残ることができます。

 

これは勝手な想像ですが、野生動物たちは「個」よりも、「種」として生きているのではないでしょうか?

 

自分という個体が生き延びることよりも、「種」が存続していくことを最優先しているように思えるのです。

 

「種」としての生き方。いったいそれはどんな感覚なのでしょう? ワンネスという言葉が浮かびますが、私たち人間の想像を超えているように感じます。自他という意識ではなく、「種」としての自分を自覚しているのかな。集合意識のようなものかもしれません。

 

昔、サファリで肉食獣に捕食される草食動物の記事を読んだことがあります。群れ全体が襲われた時、年老いていたり、病気で成長できる見込みの少ない若い個体が、自ら進んで捕食されるように見えるそうです。

 

群れ全体からそうしたメセージが発信されているとしか思えない。そしてそのメッセージをライオンたち肉食獣が受け取っている。行動学的に見ると、そのようにしか見えないとのこと。それはどちらもが「種」として生きているから、コミュニケーションが取れているように思います。

 

人間も動物ですから、同じ「種」としての生きる本能があるはずです。ところが私たちは「個」として生きています。

 

危険が迫った時、人類全体の「種」の保存を考えて行動する人はほとんどいないはずです。まずは「個」である自分を守ろうとします。もし自分を犠牲にするとしたら、自分の子供や孫という家族に対してですね。見ず知らずの他人のために犠牲になろうとする人は、かなり希少だと思います。

 

「種」として生きること。私たち人間が失いつつあるその能力を、もう一度思い出す必要があるような気がします。「個」を大切にしつつ、「種」を存続させる生き方ができるはずです。これからの時代、そうしたことが求められてくるように思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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