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高羽そらさんインタビュー

行き詰まった時は……

立春が過ぎたとたん、すっかり春めいてきた神戸です。一時期すごい寒波が来ましたが、結局あれだけで終わりました。やっぱり暖冬のようですね。

 

今日は歩いていると、久しぶりに暑いと感じました。ちょっと重い荷物を持っていたせいもありますが、それにしても暖かい。お昼前に自宅へ戻った時、汗をかいていました。

 

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今朝、家を出る時に撮影した近所の梅の花です。可愛いですね。散歩していると、あちこちで梅の花を見つけます。お隣の神戸市東灘区の岡本という場所には、有名な梅林があります。以前は広大な敷地に梅の木が植えられていたそうです。

 

現在はその一部が公園として残されています。昨日のローカルニュースを見ていると、いい感じで咲いているようでした。阪急電車に乗れば二駅ですので、天気のいい暖かい日に行ってみようかと思っています。桜と比べて梅が咲いている期間は長めですから、多少は余裕を持っています。

 

だって桜は満開を過ぎたら、あっという間に散ってしまいますからね。これから小春日和になる日が増えてくるでしょう。できる限り、自分の足で歩いて季節を感じたいと思っています。

 

さて、話はまったく変わりますが、行き詰まりを感じたことがあるでしょうか?

 

毎日精一杯頑張っているのに、思ったような結果が出ない。自分が理解されていないように感じて、仕事がスムーズに進まない。思い描いたレベルが遠く感じて、自らの能力不足を感じてしまう。こんなことって、誰にもあると思います。

 

私だってその都度事情は違えど、度々こうした思いに囚われています。人間ですから仕方ありません。へこみますよね。

 

でも最近の私は、行き詰まりを感じた直後に、それまでと違う印象を持つようになりました。もちろんへこみます。がっかりもします。これだけやって、こんなものか、と自嘲気味な言葉を吐きたくなります。でも吐き出すだけ吐き出したら、今までにないモチベーションを感じるようになりました。

 

これって、めちゃラッキーやんか、と思えるようになりました。

 

生き詰まるには、当然ながら理由があります。

 

タイミングが悪い。努力が足りない。時期尚早。才能がない。方法が間違っている。と数え上げたらいくつも出てくるでしょう。

 

ということは、まだ改善の余地があるわけです。伸び代があるということです。そして変化した自分を楽しめるという、他人には味わうことのできない喜びがまだ自分の人生に残されています。こんなラッキーなこと他にないじゃありませんか!

 

もちろん、その理由を見つけ出す必要はあります。試行錯誤しながら、うまくいかない理由を見つけ出さなくてはいけません。時期が早いなら待つしかありませんし、努力が足りないならネジを巻き直せばいいだけです。違う方法もどんどん試していけばいい。才能がないなら、別のことにトライすればいい。とりあえずいつまでも落ち込んでいる時間がもったいない。

 

落ち込むことは大切ですよ。へこんでいないフリをするのは、かえって悪影響を自分にもたらします。あぁ、ダメだよなぁ、と徹底的に落ち込めばいいのです。

 

でもそのまま沈み込む必要はありません。そうなると単なる自己憐憫です。そんな暇があったら、理由を精査して、次の手を打てばいい。そうすれば、新しい方法や才能が見つかるかもしれません。

 

行き詰まった時こそ、モチベーションを上げるチャンスの時です。この年齢になって、ようやくそう思えるようになってきました。これは言葉で聞かされても納得できないでしょうね。自分で感じて、それを体感するしかないように思います。

 

もちろん波に乗っている時はガンガン行けばいい。そう思います。そんな時はモチベーションなど必要ありませんから。本当の意味でモチベーションを高めることができるのは、行き詰まった時だと確信しています。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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