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高羽そらさんインタビュー

過剰な二人

朝から気持ちのいい青空が広がっています。でも意外に寒い。思ったより気温が上がっていないようで、神戸は10度に達していないかもしれません。猫は寒がりですから、暖かい場所から動きません。我が家のミューナも午前中は日向ぼっこで、午後からはコタツの中です。

 

昨日の散歩中にこんなニャンコを見つけました。

 

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猫の心霊写真じゃありませんよ〜〜〜!

 

寒いので太陽の光を求めて窓に寄り添っていたみたいです。ニャンコの表情がうかがえて、めちゃ可愛いですね。

 

今日も朝から夕方まで、ひたすらパソコンの画面とにらめっこです。目が疲れて辛い時もありますが、そうも言っていられません。回遊魚みたいなものですから、止まったら終わりです。気合いを入れて、一歩でも前に進むしかありません。

 

そんな気持ちをさらに盛り上げてくれる本を、昨晩に読了しました。

 

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『過剰な二人』林真理子 見城徹 共著という本です。

 

林真理子さんについては説明不要ですね。見城さんも幻冬舎という出版社の社長として有名な方です。

 

この二人の出会いは30年以上前になるそうです。見城さんが角川書店の編集者だった頃、エッセイのベストセラーを出版したばかりの林さんに連絡を取り、小説を書くように勧められました。「きみなら絶対に直木賞を獲れる」と林さんを口説かれたのです。

 

それまで小説を書いたことがなかった林さんが、短編小説を書かれます。それがいきなり直木賞候補になりました。受賞は逃されましたが、それから二人の二人三脚続き、見城さんの予言どおり林さんは直木賞作家となられます。小説家として林真理子さんを世に出したのは、この見城さんだったわけです。

 

二人は互いに肉体関係のない愛人だと言い合うくらい、毎日食事を共にし、小説について語り合い、作品が生まれたら力を合わせてベストセラーを作ってきたそうです。小説というのは作家一人の力だけではなく、編集者という存在とタッグを組むことで世に出ます。この二人は名コンビだったのですね。

 

ところが林さんは直木賞を受賞されてから、スランプに陥ります。どれだけ小説を書いても売れなかったそうです。その頃に見城さんと言い争い、決別されていました。

 

ところが数年前に16年ぶりに和解されて、ある雑誌で対談をされました。それをきっかけにして出版されたのがこの本です。対談本かと思いましたが、対談は最初の一章だけ。それ以降は林さんが何かについて書くと、それについて見城さんが文章を綴る。そしてそれを受けて林さんが、自分の論拠を展開する。キャッチボールのような楽しい構成になっています。

 

内容は百聞一見にしかず。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。先ほども書いたように、やる気が湧いてきますよ!

 

少しだけ紹介しましょう。「運は、コントロールできる」という林真理子さんの記事です。

 

林さんは、運命の正体を知っている、と書かれています。運命とは意志だ、と断言されています。

 

『運は、自分からつかみに行こうとすれば、必ずつかめます。すぐには、つかめないかもしれません。でも、先ほど言ったように、運はどこまでも意志なのです。その意志を持ちつづけ、何度もつかみに行こうとすれば、いつか手中にできます。

逆に考えると、これはとてもこわいことです。つかみに行こうとしなければ、運は通り過ぎてしまうからです。その意志を失えば、幸運は永遠にめぐって来ないでしょう』

 

とてもモチベーションの上がる文章です。その文章を受けて、見城さんは次のような文章を書かれています。

 

『「運とは意志のことだ」という林さんの言葉は、実に力強い名言だ。僕も林さんと同様、運が強いとよく言われる。そういう人は、僕の出した結果を、すべて運だと言いたいのだろうが、そんなことはありえない。

いい結果に導くのは、どこまでも努力である。努力とは、意志の持続のことだ。多くの人は、簡単に諦めすぎだと僕は思う。

失敗は自分が認めたとき、初めて失敗になる。まだだと思っていれば、失敗ではない。10万円を持って競馬場に行き、100円が残っていたら、まだ負けではない。その100円が、50万円になるかもしれない。そこに意識を向けるべきなのだ』

 

どちらも素敵な言葉です。ということで、気合を入れて意志を持続させていきます!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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