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高羽そらさんインタビュー

寝る前の50メートル潜水

今日はマジ寒いです。ずっと家にいて歩いていないせいか、普段より寒く感じます。天気はいいのですけれどね。

 

昨年から今年にかけて、自宅マンションの定期修繕が一部始まっています。今日の午前中はその最終手直しで業者の方が玄関で作業をされました。季節風がゴォ〜ゴォ〜と吹き付ける中、黙々と作業されていました。

 

私も含めて男4人が寒風を全身に受けて震えている姿は、なかなかシュールでした。初めてこのあたりに来た人なら、台風でも近づいているかと思うでしょうね。それほど六甲おろしは激しいのです。午後になって、ようやく風はおさまってきました。

 

IMG_0083

 

 

昨日、三宮を歩いている時に撮影した花壇です。小さいポストが可愛かったので、思わず写真を撮ってしまいました。三宮駅周辺は、こうした花壇がたくさん置かれています。メインストリートにフラワーロードという名前の道がありますが、まさにその名のとおりに花に囲まれています。管理されている方は大変でしょうが、今後も続けて欲しいと願っています。

 

三宮には「さんちか」という地下街があります。昨日久しぶりに行って知りましたが、全面改装中でした。3月3日にリニューアルオープンのようです。それまでも綺麗な地下街でしたが、さらに美しくなるようです。オープンしたら近いうちに行ってみるつもりです。

 

そんなことを想像しながら、今日もひたすらパソコンに向かっています。集中することに生きがいを感じていますから、今日もそれなりに充実した時間を過ごしています。問題なのは私の視力。強い近視で老眼、さらに乱視も入っています。

 

パソコンに向かいながらスマホを確認したり、本を読んだりしますと、その時々の調整に苦労します。目がパソコンに馴染んでいると、他の作業をするための目が戻るのに時間がかかるのです。パソコン、スマホ、本は、それぞれ使う目が違うようですね。

 

目が不自由な私ですが、眠る前には2時間程度の読書を義務付けています。朝からずっと目を酷使していますが、そこでさらに追い討ちをかけるように本を読みます。疲れ切って睡魔と戦うことの多い時間です。

 

昨晩なんて見ている文字が個々に空中に浮かび上がり、勝手にその文字同士が関連して物語を紡ぎ始めます。一種の幻覚かもしれません。嘘みたいですが、本当に文字が語り始めるのです。困るのはその物語が、読んでいる本の内容と全く関係ないことです。ですから本の内容に戻るのに苦労します。

 

なぜそんなことをやっているのか? 

 

それは読書に関する限界を超えるためです。自分の壁を突破するためです。毎日そんな幻覚が現れるようになるまで自分を追い込んでから眠ります。ある意味マゾ的かもしれませんね〜〜!

 

こうした行動は、私の中学校時代の水泳の影響があります。夏は中学校のプールで練習していますが、冬の間はスイミングスクールの温水プールで練習していました。選手コースに入っているので、異常なくらい練習が厳しいのです。

 

学校が終わってから、水泳部の仲間たちと温水プールでコーチが作ったメニューを消化します。かなり過激な内容です。そしてようやく規定のメニューが終了するときに、コーチがやってきて言います。

 

「はい、最後に50メートルの潜水!」

 

肩で息をしている状態なのに、25メートルプールを潜ったままで往復しなければいけません。もちろん途中で顔を上げたらやり直し。平泳ぎで潜ったまま泳ぎ、顔を上げないままUターンして戻ってくるのです。

 

最後の最後でヘロヘロになりますが、心肺機能を向上させるのに効果的だと教えられていました。実際に毎日やっていると、しんどいですが少しずつ潜水が楽になってきます。それに伴って、自由形のタイムが向上していきました。自分の壁を超えた経験ですね。

 

今の私にとって文字を書くことと読むことは、当時の水泳と同じです。基礎体力や心肺機能を向上させるためにも、最後の最後が勝負になってきます。1日の終わりに「あぁ、もうこれ以上は読めない」と感じるまで本を閉じません。先ほどの幻覚が見え出すと、終了の合図ですね。

 

ということで、今夜も眠る前に50メートルの潜水をする気分で、本を読もうと思っています。そして今の壁を超え、新しい壁に向き合っていきたいです。やっぱりマゾかなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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