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高羽そらさんインタビュー

メチャ気になる Vol.29

映画やドラマだけでなく、私の年代になるとよく耳にする言葉があります。

 

「昔はいい時代だった」

 

でも、この「昔」とはいつを指すのでしょうか? 興味深いアンケートを見つけました。

 

「昔はいい時代」っていつの頃?調査により「昔」が判明!

 

全国の20代〜60代の1,331人を対象にしたアンケートです。

 

年代によって差はありますが、「昔はいい時代だった?」と問いかけると、全体の7割がそうだ、と答えています。

 

でも20代の人に「昔」を訊いたところで、つい最近ですよね。かなり古い話ですが、バルセロナ五輪で水泳の岩崎恭子選手が14歳で金メダルを取りました。その時彼女が「今まで生きてきた中で、一番幸せです」と答えました。

 

おい、おい、まだ14年しか生きてへんやろう、と思わず突っ込んで笑ったのを憶えています。ですから20代の人が「昔」をいい時代だと感じることに、ちょっと不思議な気持ちになります。

 

私のその感覚どおり、年代が上になるほど古い「昔」をよかった、と回想するようです。20代はさすがに10代をよかったと感じています。30代になると、20代と10代が半分程度に分かれます。ところが40代以上になると、最も多い答えがほぼ同じになりました。

 

それは「20代」です!

 

つまり30代以降に人たちのなかで「昔はいい時代だった」と思っている人は、ほぼ自分の20代を指しているようです。それぞれの年代で20代の世相は違います。20代がバブルだった人もいれば、20代が高度経済成長だった人もいます。ですから特定の世相で「いい時代」と感じているのではなく、自分の20代を「いい時代」と感じているのででしょう。

 

この記事にも書かれていますが、「いい時代」というよりは、「いい年代」という言葉のほうがマッチするようです。全体的に見れば学生時代から社会人になり、結婚したり子供ができたりと、人生における目立つイベントが多い年代です。そういう意味で20代をあげる人が多いのかもしれません。なかなか面白いアンケートでした。

 

私としては20代に戻りたいなんて、これっぽっちも思っていません。決して虚勢でもなく、いい格好でもなく、マジでそう思います。20代の前半は父の会社で働き、後半は税理士事務所で働いていました。税理士事務所にいる頃は、今の時期なら毎日が深夜まで仕事です。確定申告がありますからね。3月の上旬になると、明け方まで仕事をして、自宅に戻ってシャワーを浴びてすぐに職場に戻っていました。

 

自分がこの先の人生で何をやりたいのか見えず、カオス状態のなかで悶え苦しんでいた時代です。ストレスで異常に太り、肝炎を患っていました。もう限界だと思って税理士事務所を辞めましたが、そうしなければ病気で死んでいたかもしれません。それくらい苦しい時代でした。

 

ついスピリチュアル的な言い方になってしまいますが、私は「今」の自分が一番「いい時代」に生きています。虚勢でもかまわないので、そう思うようにしていますし、実際にそう感じています。昨日の私より、今日の私の方が「いい時代」に生きていると感じます。本当にやりたいことをやって、今この瞬間をありありと感じていますから。

 

やせ我慢かもしれませんが、昔はよかったなぁ、とつぶやいてしまうような生き方はしたくありません。懐かしく思うことはあっても、その時代に戻ってやり直したいなんて考えたことはありません。今日をどうして生きていくかに必死だからです。

 

イエスやブッダが、あの時代はよかったなぁ、と思って生きていたとは考えられません。iPhoneを世に送り出したスティーブ・ジョブズだって、「今、ここ」に集中して生きていたと思います。日々を全力で生きている人にとって、過去というのは経験として参照する程度に過ぎないような気がします。

 

自分が死を迎える瞬間、「あぁ、面白かった」と言って逝きたい。心からそう思います。だから20代の頃は良かったなぁ、と考えている暇があれば、「今」をどれだけワクワクして過ごすかを考えたいです。この記事を見てそう感じました。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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