これ1冊でオーケイ
暖かくなると思いつつ、今日も朝はよく冷えていました。でも天気がいいので、午後からは気温が上がったと思います。外出した帰り道で、その日の気温がおおよそわかります。今日はかなり上り坂が暑く感じたので、最高気温は10度を超えているはずです。
さて先日、今年のアカデミー賞が発表されました。主演男優賞でレオナルド・ディカプリオが受賞したのは、予想どおりとはいえ嬉しかったです。欲を言えば、『ロッキー』以来の受賞チャンスだったシルベスター・スタローンが、助演男優賞を取れたらもっと嬉しかったです。ある意味ワンパターンの俳優さんですけれども、『ロッキー』は名作ですからね。
それ以外の受賞者や受賞作品を見たのですが、目立ったのは『マッド・マックス怒りのデスロード』でしたね。私が高校生の頃に公開された第1作は3度映画館に通いました。メル・ギブソンがブレイクした作品です。新しい『マッド・マックス』の内容は知りませんが、DVDになれば観てみようかな。
他の作品は日本では公開前の作品が多いのでピンときません。女優陣もあまりよく知らない人が多かったので、ちょっとテンションが下がり気味でした。黒人ノミネート問題もありましたから、いろいろと課題の多い今年のアカデミー賞だったようです。
でもこのシーズンになると、BSで過去のアカデミー受賞作品を放送してくれます。昨晩も録画していた『アルゴ』を久しぶりに観ました。この映画は近年では私のベスト1の作品です。何度観てもハラハラドキドキします。またベン・アフレックがかっこいい!
実話を描いた映画は難しいですが、作品賞を取ったのが納得の作品です。この映画はオスカー受賞の前に映画館で見て、受賞後に再上映された時にも映画館に行きました。さらにDVDが出たらレンタルで観て、今回はテレビ放送を観ました。それでも興奮しますし、感動します。イランで革命が起きた時に、国外に出ることができなくなったアメリカ大使館員を救いに行く物語です。まだ観ておられない方は、必見の映画ですよ。
さて、昨晩に読了した本です。
『フェルドマン博士の 日本経済最新講義』ロバート・アラン・フェルドマン著という本です。
アメリカ人でありながら、翻訳本ではありませんよ。日本滞在が長い方ですから、自らが日本語で書かれた本です。外国の方が書いたとは信じられないくらい分かりやすく、内容の深い文章でした。
アベノミクスを含めた、現在の日本の経済を解説した本です。これ1冊でオーケイ、というくらい現在の日本経済が分かりやすく書かれています。といっても専門家向けではなく、経済に詳しくない方が読んでも理解できる内容です。
博士の主張のすべてに納得したわけではありませんが、おおむね同意見ですし、新たに教えてもらえたこともたくさんあります。とにかく日本の現状を知る上で、ベストの本だと思います。これを読めば、ニュースで経済の話題が取り上げられても理解できると思います。
経済を停滞させている要因はいくつかあります。でもそれらの複数の要因に共通しているものがあります。
それは『既得権益』です。
これは日本に限らないことですね。既得権益を持っている人や集団は、何があってもその利権を守ろうとします。労働環境が改善されなかったり、国会議員の定数が憲法違反のままだったり、規制緩和が進まずに古い規制が残されたままになるのは、既得権益を有する人が抵抗するからです。そしてそれらの人が法律を制定したり執行するわけですから、どうしても時間がかかります。
この既得権益を打破しない限り、日本経済は世界から取り残されていくかもしれません。そんなことを考えさせてもらえる良書でした。これから社会人になる若い世代の人に読んでほしい本だと思います。
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