若き日のクイーンに圧倒された!
もしかすると今日は、神戸市内で今年の桜のお花見ができる最後の日曜日かもしれません。薄い雲はかかっていますが、比較的暖かいので賑わったことでしょう。でも昨日は遅咲きの桜を見つけました。
綺麗ですね。数は少ないですが、これからは八重の桜も見ることができます。まだまだ春はこれからです。
そんな日曜日ですが、私はひたすら引きこもって仕事をしています。でも今日はちょっぴり寝不足です。その原因は深夜に起きた地震。
私は変な習性があって、静かにしているときは地震の直前に揺れるのがわかります。昨晩の最初の地震は午前1時22分。今朝のブログの連載小説のストーリーを思い浮かべていて、ようやく眠りについたところでした。でも揺れる直前に、パッチリと目が覚めました。直後にガタガタと部屋が揺れました。
震源地では震度3だったようですが、神戸は震度1です。でもマンションの10階ですから意外に揺れます。目が覚めちゃったなぁ、と思いながらウトウトしかけていました。その30分後です。
また揺れる、と感じました。そして再び同じような地震。やはり震度は1でした。これで完全に目が覚めてしまい、しばらく眠れませんでした。おかげでなんとなくぼんやりした日曜日を過ごしています。
でも寝不足の原因はもうひとつあります。それは眠る前に聞いたApple Musicの音楽です。
『オデオン座の夜~ハマースミス1975』というクイーンのライブ盤です。リリースされたのは2015年ですから新作ですね。でも音源は1975年のライブです。
私はクイーンの大ファンですが、その最大の魅力はスタジオでの録音にあると思っています。何度も多重録音された重層なハーモニーこそが、クイーンの音楽の根源だと考えています。ですからライブバンドだとは思っていません。
例えば当時比較されたキッスやエアロスミスは、明らかにライブバンドです。ライブで本領を発揮するタイプです。でもクイーンはそう思いません。スタジオ録音でのクオリティをライブで表現することは不可能だからです。それはボストンにも言えますね。
もちろんこれまでのクイーンのライブ音源は耳にしています。そのほとんどがヴォーカルのフレディが亡くなる前の、クイーンの後期のライブ音源でした。例えば有名な『ボヘミアン・ラブソティ』は、中盤のコーラス部分は録音で会場に流されます。そして後半にメンバーが登場するという設定です。
ところが昨日聞いたこのライブ音源は、そんな小細工をしていません。『ボヘミアン・ラプソディ』に関しても、他の曲とメドレーにすることで録音を使用していません。ガチで演奏していました。
そして何よりも、パワーが違います。デビューして2年ほどは全く売れなかったクイーンです。ところが1975年といえば、4枚目のアルバムである『オペラ座の夜』が出たところです。大ヒットしたアルバムですね。初期のクイーンで最も勢いに乗っていた時期でしょう。
そして私が最も好きなクイーンはその時期なのです。クイーンのデビューアルバムは置いておいて、私は2枚目の『クイーンⅡ』が最も好きです。そして3枚目の『シアー・ハート・アタック』と4枚目の『オペラ座の夜』は最高傑作だと思っています。
ですからこのライブのセットリストは、デビューしてからの4枚のアルバムが中心です。荒削りな印象がありますが、若さゆえのエネルギーに溢れています。私はそのパワーに圧倒されました。以前から噂になっていた貴重なライブ音源だったのですが、ようやく昨年になって発表されたようです。
私が昨晩寝不足になった最大の原因は、このライブを聴いてしまったことです。その素晴らしい演奏と歌声と4人のメンバーのパワーに、感動して悶絶したからです。これから世界に出て行こうとする、とてつもないポテンシャルを感じました。
この時期はまだ髪が長く、股間のモッコリを見せていた頃のフレディですね。DVDも出ているようですが、音楽を聴くだけで彼の姿が目に浮かびます。スタンドマイクを手にして、ステージを駆け回るフレディが目の前にいるようでした。そしてブライアン・メイのギタープレイにも圧倒されました。若いというのは、言葉で説明できない「何か」を持っていますね。
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