脳内視力を鍛える本当の理由
夕方になってどんよりとした曇り空になりましたが、それまでは朝から春らしい晴天でした。初夏を感じるほどの日差しでしたので、歩いていると少し暑かったほどです。六甲ケーブル下駅に向かう市バスは、長蛇の列ができていました。山頂で過ごすのにちょうどいい季節かもしれません。
散歩の途中で藤の花を見つけました。ブログなので香りが伝えられないのが残念です。周囲はうっとりするほどの芳香に包まれていました。
今日は買い物ついでにTSUTAYAに寄ってきました。昨日から3日間、準新作のDVDが100円でレンタルできます。映画館で観たい作品はいくつもあるのですが、なかなかそうはいきません。かといってDVDで借りるなら、できる限り安価で借りたいと思うケチな私です。
ですからこのような機会を逃さないようにしています。新作とはいかないまでも、見逃していたそこそこ新しい映画を観ることができます。定額の見放題サービスに加入すればいいのでしょうが、そこまでテレビの前にかじりついている時間はありません。今のところは、こうして物理的なDVDを借りているのがちょうどいい具合です。
今日は仕事を優先したので観ていませんが、明日からは借りてきたDVDを順次観ていく予定です。どちらかといえばインドア派ですので、河原でバーベキューをするより、自宅で映画を観ているほうが好きです。散歩をしているブログは多いですが、私の24時間のほとんどは家のなかで〜〜す!
さて先日、脳内視力を鍛える記事を書きました。『脳内視力を鍛える方法』というタイトルの記事です。詳しくはそちらを見てください。
脳内視力を鍛える効用は、そのときも書きましたがいろいろとあります。直感を視覚化できるのが最もわかりやすい利用法です。昼間の記憶を布団に入ってからイメージするわけですから、当然『視覚』を重要視した方法です。
でもイメージをうまく結べるようになるには、実は視覚に頼らないことが大切です。五感をフル稼働させることが、脳内視力を高めるコツだと言えます。
例えば今日の私のように、買い物を兼ねて散歩に出かけたとします。先ほどのように藤の写真を撮影したりしながら、春の景色を眺めて歩きます。でも知覚しているのは視覚だけではありません。花の香りに心が惹かれますし、爽やかな風を全身で感じます。ウグイスの可愛い啼き声が耳に届きます。どこかでランチを食べたら、その味も記憶に残るはずです。
眠る前に布団に入ってイメージを思い浮かべる練習をするとき、五感をフルに活用すればより詳細に像を結ぶことができます。匂いや音を思い出すことで、忘れていた記憶が鮮やかに蘇るのです。
今日の私なら、公園の芝生の香りと連動して思い浮かぶ映像があります。その公園を散歩をしていた「牛柄」のフレンチブルです。そのワンちゃんの身体の柄がどんな様子で、どのように歩いていたか、リアルに思い出すことができます。芝生の香りと一緒に記憶しているからです。
こうして脳内視力を鍛えることで、先ほども言ったように様々な効用があります。でも私がこうしたトレーニングをしている本当の理由は何だと思いますか?
実はイメージを見たり、体外離脱したり明晰夢を見るのは、おまけのようなものです。ちょっとした遊び感覚で、その体験を楽しんでいるに過ぎません。実はそのトレーニングそのものに目的があるのです。
それは先ほど説明した。五感をフルに使うことです。
夜に備えてイメージの参考になるようにある映像を記憶するとき、その瞬間の他の感覚を研ぎ澄ませて意識します。どんな匂いがするか、風や気温はどうか、何か聞こえないか。その瞬間をありのままに捉えようとするのです。
それこそが「今」にいることです。
私が脳内視力を鍛えて直感を視覚化すると、小説を書くことに生かすこともできます。人生で必要なメッセージを受け取ることもあるでしょう。でも最も大切で重視していることは、「今」にいることなのです。
「今」にいることは意識しないとできません。たいていは目の前で起きることをぼんやりとやり過ごしているだけです。布団に入ってから脳内視力を鍛えることを意図して周囲を眺めていると、五感をフルに使うことが癖になってきます。
「今」にいることを習慣化する。それが私にとって、脳内視力を鍛える本当の理由です。それはイメージをリアルに見られるようになったり、体外離脱や明晰夢を見ることよりも、「今」にいることのほうが価値がある、ということですね。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする