メチャ気になる Vol.49
今日はちょっとイラっとする話題です。九州で大きな地震が起きたあと、大勢の方が支援をされています。募金される方があれば、必要な物資を送られている方もいます。あるいは現地に出向いてボランティアをされている方もあります。
そして芸能人等の著名人の方も支援活動を行われています。当然ながらメディアを通じて報道されるわけですが、それに対するネットでの攻撃が止まりません。いわゆる「不謹慎狩り」と言われているものです。一部のノイジーマイノリティーと呼ばれる人たちが中心になって騒いているのでしょうが、できるだけそうした記事を見ないようにしています。嫌な気分になるだけですからね。それでもどうしても目に入ることがあり、なかには見るに堪えない記事もあります。
海老蔵、ブログ開放は”収入源”報道にショック「詐欺か…残念です」
毎日海老蔵さんのブログを読んでいますので、地震に対して取られた行動を見ていました。被災者の方たちが思うように連絡のとれない状況で、自分のブログの一部を解放されて、コメント欄を通じてやりとりする場を設けられました。とっても素晴らしいアイデアだと思って感心していました。そして実際に大勢の方が利用されていました。
ところがこの行動に対して、ブログのアクセス数を増やすための『詐欺』だと揶揄する人がいるとのこと。著名人の方のブログのアクセス数が、何らかの収入につながることは事実でしょう。けれども今さら海老蔵さんがアクセスす増やすためにそうした行動をとる必要などありません。知名度のない人がやっている行為ではないのですから。
妬みやひがみでしかないのでしょうが、本当に愚かな行為です。海老蔵さんはブログの解放をディスられるだけではなく、舞台の合間に京都の美術館に行ったことまで非難されてます。これは海老蔵さんだけではなく、他の著名人の方も同じですね。地震に対して支援した行為は、目立ちたがりだとか、わざとらしいと言って非難されます。かといって普通の暮らしをしていると、こんな時期に不謹慎だと抗議されます。結局どういう行動をとっても非難されます。
アホな連中ですから放っておけばいいでしょう。自分の生活にまったく影響がないはずなのに、嬉々として他人を批判する奴らは無視すればいい。しかしそうは言っていられない影響を与えています。そんな無謀で自分勝手な意見を、メディアは怯えて気にしているからです。
異常に思えるメディアの自粛傾向は、そうした意見の攻撃を避けるためです。多数ではないとわかっていても、ネットで拡散されると騒ぎになります。スポンサーは企業イメージを気にしますから、及び腰になってしまいます。そのうえ現地の状況を伝えようとする報道関係者が、ガソリンスタンドで割り込みをしたり、優雅に弁当を食していることをツイートしたりするものですから、ややこしいことになってしまいます。
こうした異常な状況が、被災地に届けられたおにぎりが特定の場所に偏り、ゴミとして捨てられてしまうということになっている気がします。今年になって失敗した人間を、徹底的に非難する傾向が強くなっているように感じます。芸能人のスキャンダルを、さも自分の身に起きたことのように騒ぎ立て、休養に追い込んだりしています。当事者が怒るのならわかりますが、アカの他人がそこまでネットで騒ぐ必要があるとは思えません。家族や友人たちと誰にも迷惑をかけない場所で、好きなだけディスっていればいいじゃないですか。
これは東北の震災のときにも感じたことです。支援の方法は人それぞれです。自分のできることをやればいい。他人の行為を非難する必要などないはずです。そしてそうした無謀な意見に惑わされず、自分の意見を持つことが大切です。最近のニュースを見ていて感じたことを書いてみました。
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