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高羽そらさんインタビュー

狂気がマックス

朝のブログでも書いたとおり、見事な晴天です。歩いていると暑いくらいなので、かなり気温が上がっていると思います。とにかく緑が美しい。

 

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わが家の玄関をあけると、こんな景色が出迎えてくれます。まさしく新緑の5月です。写真に写っている山の稜線の左はしにあるのは、掬星台という摩耶山の展望台です。きっと大勢の観光客でにぎわっていることでしょう。

 

阪急六甲駅にある、六甲山ケーブル下駅行きのバス停には長蛇の列。でもバスがやってきても、その前のJR六甲道で満員なので、ほとんどの人が乗れない状態でした。きっと臨時のバスが出されているでしょう。このブログを書いている夕方には、反対方向のバスが満員だと思います。

 

そんな連休のまっただなか、私はいつもの買い物をすませ、そそくさと帰ってきました。あえて人ごみのなかへ遊びに行くのも面白いのですが、ある程度心づもりをしておかないと無理ですからね。午後から仕事もしましたが、たまっている映画を観ました。

 

ここのところバタバタしていましたので、録画している映画がかなりたまっています。そのうえ、先日TSUTAYAで割引券をもらったものですから、借りているDVDもあります。毎日1本映画を観ても、半月ほどかかりそうです。今日は今年のアカデミー賞で10部門にノミネートされ、6部門を受賞した作品を観ました。

 

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(原題 Mad Max: Fury Road)という2015年に公開されたオーストラリア映画です。

 

シリーズの第4作目ですが、第1作目は私が高校生のころです。メル・ギブソンが世界的にブレイクした作品で、映画館に3度ほど観に行きました。なぜならちょうど中型のオートバイに乗っている時代でしたので、モーターアクションに興味があったからです。特に第1作目は撮影中に死者が出たほどの激しいアクションでしたから、興味津々でした。

 

でも第2作から微妙に変な方向に進み、第3作に至っては独自の世界観を暴走する映画になってきました。とりあえず全作品を観ていますが、正直いってこの第4作目を観る気はありませんでした。だって27年ぶりの新作ですから、メル・ギブソンがマックスの役をできるわけありません。私は彼のマックスが好きでしたから。

 

ところがアカデミー賞の授賞式を見ていると、なかなか面白そうな映像です。新しいマックスを演じてたトム・ハーディーは『インセプション』でいい演技をしていましたから、ちょっと気になってきました。さらにシャーリーズ・セロンが坊主頭で片腕の戦士を演じています。ということで思い切って観ることにしました。

 

あいかわず、とんでもなく気持ちの悪い世界観の映画です。衣装デザイン、美術、メイクアップ等でのオスカー受賞は納得です。よくあれだけ気味の悪いキャラを考えたものです。そして冒頭からのすごいカーアクション。10部門もノミネートされた理由がわかります。この映画、めちゃくちゃ面白い!

 

どうして撮影したんだろうなぁ、と感心して観ていました。それくらいすごい。もちろんCGも多用されていると思いますが、臨場感の素晴らしさは半端じゃありません。時間を忘れて見入ってしまいました。編集賞や録音賞をとって当然だと感じました。テンポ感の良さと音響の迫力は抜群です。

 

その分ストーリーは単純です。陳腐といっていいかも。悪党に追われて、行って帰って来るだけですからね。マックスを襲うフラッシュバックや、シャーリーズ・セロンが演じるフェリオサが故郷を求めるという心の動きはありますが、そんなに感情移入できるものではありません。

 

だって世界そのものが、狂気ですから。狂気に満ちた世界で、だれもが心を破壊されています。まともな人間でいる方が難しい。狂気がマックスになった世界なのです。映画のタイトルそのものです。とにかくスピードとアクションと映像の迫力を楽しむ映画ですね。爽快感はありますが、感動はありませんでした。

 

さて、当分は時間を作って映画を消化する日が続きそうです。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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