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高羽そらさんインタビュー

時代に逆行中

昨晩に降った雨の影響で朝は雲の多い神戸でした。でも日が高くなるにしたがって青空が姿を見せ、お昼ごろには真夏のような暑さでした。そんななか、今日は久しぶりに三宮まで出かけました。

 

たいていJRで三宮まで行きます。今日も六甲道の駅から三宮に向かったのですが、途中下車しました。今年の3月、お隣に新しい駅ができたのでちょっと覗いてきました。

 

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摩耶(まや)という駅名です。表示板を見ていただくとわかるとおり、以前は六甲道の次は灘で、その次が三宮でした。比較的短い距離の区間にできた新駅なので、発車してすぐ止まる印象です。でも地元の人にとっては便利になるのでしょうね。小さめですが、とても綺麗な駅でした。

 

そして三宮に到着して、阪急電車の駅ビルと連絡している西口から降りてびっくり。阪急電車の切符売り場前にあった喫茶店と豚まんで有名な「551」の店舗が閉店しています。1階まで降りると、「御座候」という焼き立てのどら焼きを食べさせてくれるお店やスーパーも閉店しています。

 

そこまで来てようやく思い出しました。阪急三宮駅の駅ビルが建て直されるのです。神戸淡路大震災のあと、とりあえずの形で今まで営業されていた駅ビルが、最新の建物に変わります。しばらく工事中で殺風景ですが、完成するのが待ち遠しいです。

 

さて三宮までやってきた目的は、春の大掃除のお疲れ会。今月は頑張って大掃除を済ませたので、大好きなカレーのお店でランチをすることにしました。今日はちょっと奮発して、サモサが付いているランチセットにしました。

 

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そのサモサがこれ。なかには野菜たっぷりの具が入っています。揚げたてなのでアツアツ。香辛料の香りに魅惑されながら、あっという間にたいらげてしまいました。

 

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そして相変わらずの美味しさで悶絶してしまうキーマカレー。野菜の水分だけで煮込んだカレーです。インド料理でもなく、日本風のカレーでもありません。このお店だけのオリジナルのカレーです。

 

久しぶりに食べて興奮したので、サラダやデザートの写真を撮り忘れていました。本当に美味しいなぁ。またお店のご主人がいい方なのです。話しているだけで癒されます。神戸の三宮から10分ほど歩くだけでこんな美味しいカレーが食べられるので幸せ。もし行ってみたい方がおられましたら、遠慮なくコメントを入れてください。お店の場所をお教えします。

 

さて、今日はちょっと愚痴です。たまにはボヤいてみましょう。

 

先日、箕輪さんという編集者の方の記事をネットで読みました。最初は双葉社におられた方で、現在は幻冬舎で編集者として活躍されています。まだ20代のお若い方です。

 

その記事で、紙の本の衰退について触れておられました。電子書籍が主流になりつつあり、ジャンルによっては紙の本との逆転現象も起きそうな勢いとのこと。それはネットでもよく言われていることですね。本が売れない。大手の出版社でさえ、ベストセラー作家の売り上げで他の本の損失を補填している状態です。

 

さらに長い文字数が読まれなくなりつつあります。電子書籍で最も売れ筋なのが1万字程度のもの。原稿用紙に換算したら、せいぜい3〜40枚程度です。私が現在書いている短編小説でも100枚くらいを想定していますから、かなり短いものしか世間では読まれていません。

 

ましてや3月に私がリノベーションした『妖精からの招待状』は、500枚近くの長編です。こうした現状を見ると、私のやっていることは明らかに時代に逆行しているな、と痛感していますし、多少なりともへこんでいます。

 

本が売れないわけではありません。又吉直樹さんの『火花』なんて、何百万部も売れています。それでも現状が厳しいことに変わりはありません。私のような無名な人間が売り出すためには、そうした逆行から抜け出して、時代に迎合するべきではないか。そう思うこともあります。

 

でも相変わらずこつこつと物語を書いています。どこかで物語の魔法を信じているからだと思います。本が売れなくて長い文章が読まれなくなっても、物語が消えることはないと思っています。なぜなら、私たちの人生が物語そのものですから。

 

人は生きている限り、自分の物語のなかでもがいています。自分が主人公となって、葛藤し、苦悩して、前に進もうとしています。そんなとき、自分と同じ道を歩む主人公の物語と出会い、共鳴することで、人生に大いなる力をもたらすことができます。それこそが、物語の魔法だと思うのです。

 

だから物語は消えません。現在ベストセラー作家として活躍されている方も筆を置くことはないでしょう。周囲の状況を見るとくじけそうになることもありますが、そう思ったらおしまいです。時代の波に逆行することで、泳ぐ力も増していくはず。そう信じて、今日も大量の文字を読み、アウトプットしていきたいと思っています。

 

自分の思っていたことを吐き出して、ちょっとスッキリしました。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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