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高羽そらさんインタビュー

今日のウィルバーくん 6.20

スピリチュアルに関心の高い人たちが、大好きなものをご存知ですか? それは目覚まし時計。

 

ある時期が来れば、けたたましいベルの音とともに宇宙意識が目覚めることを期待します。ベルが鳴るのを待ち焦がれます。ノストラダムスの予言もそうした目覚まし時計の裏返しですし、21世紀を迎えるときや、最近では2012年になればアセンションを迎えるという期待もありました。マヤの暦で騒ぎ立てるなどは、その典型ですね。

 

でもそんなもの幻想です。ある瞬間がやってきて、人類全体が目覚めることなんてありえません。何もせずぼんやりと『その時期』を待っていても、自分が変わることがなければ何も起きません。

 

ウィルバーも同じことを考えているようです。彼の言葉を見てみましょう。

 

〜以下抜粋。

 

わたしはニューエイジのさまざまな輝きに励まされはしたものの、ミレニアム(ニューエイジ思想によく見られる、人間が新しいスピリチュアルな段階に入っているとするもの)には近づいてはいないと、かなり散文的に、結論せざるを得ない。

 

実際、歴史のこの段階では、もっとも根本的で普遍的な受容とは、誰もが成熟した、合理性のある、責任をもったエゴの段階に成長し、お互いの自己尊重を自由に交換することに参加できるようになることである(お互いが自己尊重を持てば、他者とのオープンなコミュニケーションが生まれる、ということ)。

 

これが「歴史の先端(エッジ)」である。これが本当のニューエイジである。わたしたちは「理性を超えた段階」などにはいない。普遍的な合理性の近くにすら達していないからである。

 

〜以上抜粋。ケン・ウィルバー著『エデンから』より。

 

ウィルバーが武士だったら、一刀両断というような切り口の文章です。人類はそんな段階には至っていない、とはっきり言い切っています。

 

責任をもったエゴの段階に成長して、自己尊重を自由に交換する。まずは自分自身が変わらなけばいけない。そしてようやく、他者とのオープンなコミュニケーションが生まれる、と言っています。

 

本当にそうだと思います。我が意を得たり、ですね。もしあなたの心に目覚まし時計が大きな位置を占めているのを感じたら、思い切って捨ててしまいましょう。目覚まし時計が鳴るのを待ち焦がれているのは、時間の概念にとらわれている証拠です。

 

ベルの音を待つ必要などありません。「今、この瞬間」に自分が変わろうと決意すれば、世界は変わるのですから。私はそう思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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