特技を仕事に活かしてる?
昨晩から今朝にかけてかなりの量の雨が降りました。でも外出するころには雨もあがり、傘をささずに帰ってくることができました。やっぱり晴れ男ですね。梅雨の真っ盛りの時期なのに、東京へ行ったときも傘が必要ない天気でした。ちょっぴり小雨が降った程度です。
JR六甲道駅前の花壇の写真です。定期的に花を植え替えてくださっているので、いつも綺麗です。こんな素敵な花が咲いていました。
さて今日も必死のパッチです。いよいよ月末は明後日なので、作業できるのは今日と明日だけ。ということで午後からはパソコンの前に張り付いています。でもなんとか目処が立ってきましたので、明日は徹夜する必要はないかな。
ところで皆さんは特技をお持ちですか? 特技があるならば、仕事に活かすことができれば最高ですね。
私の場合は体外離脱をしたり明晰夢を見るのも、あえて言えば特技かもしれません。でもそれ以外にも特技があります。
それは人の顔と名前を覚えるのが得意なのです。名前を知らない人でも、とりあえず顔はしっかり覚えています。例えば数年行かなかったスーパーのレジを見ても、誰が新しい人で、誰が以前からいる人なのかすぐにわかります。
この特技を活かせたのは、祇園の芸妓さん、舞子さんの事務所で働いていた時です。芸舞妓さんだけでなく、お茶屋さんの女将さんや、舞やお囃子のお師匠さんも事務所にやってきます。
やってくる人は、私が新人であるかどうかなんて気にしていません。名前と顔を知っていて当然だ、という対応をされます。そうなると私の特技を使うしかありません。毎年4月に行われる『都をどり』のパンフレットには、出演者の写真が掲載されています。
芸舞妓さんのすべてを合わせると100人は超えますが、その主な出演者は写真に写っています。ですからそれを見て顔と名前を必死で覚えました。大切なのは名前の漢字。画数まで決めて芸名を決められていますから、点のあるなしを見逃したら大変です。例えば『富』という漢字でも、上の点をつけない人もいるのです。ですから領収書等で名前を書くときにも神経を使いました。
ただ困ったことがありました。年配の芸妓さんは、いつになっても若い頃の写真を掲載されている人が多いのです。ですから本人が目の前に立っていても、気づかないことがありました。看板に偽りありですね〜(笑)それから芸妓さんは、ばっちりメイクの人が多いですから、すっぴんで事務所に来られたときに焦ることもありました。だって別人なんですから(汗)
それでも顔と名前を覚えるという特技のおかげで、仕事をするうえではとても有利でした。向こうが私を知らなくても、こちらから名前を呼びかけると喜んでいただけます。そうすると私の名前も覚えてもらえます。そうして信頼関係を築いていくことができました。
もちろんその特技は今でも活かしていますよ。小説を書くときは、登場人物の顔をしっかりイメージしています。そしてそれが明確に記憶になって残っているので、ストーリーを組むときに彼らが顔を見せて語ってくれます。これは顔を覚えるという特技ゆえのことだと自負しています。
どんな人にも必ず得意なことがあるはずです。そうしたものを仕事に取り入れると、さらに楽しく仕事ができるかもしれませんね。
最新刊の『永遠なる玉響 上巻』はBOOK☆WALKERのみでの販売です。こちらから購入できます。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。