体調不良で見えるもの
梅雨が明けました〜！
九州から東海にかけて梅雨明けということで、当然ながら近畿も梅雨が明けました。今日は海の日の祝日ですから、なんだかピッタリですね。
自宅マンションの百日紅も、綺麗な花を咲かせています。子供たちも間もなく夏休みでしょうから、いよいよ本格的な夏がやってきました。外を歩いているとかなり暑いのですが、空気が乾燥しています。ですから木陰や自宅にいると、梅雨明けとはいえ比較的過ごし易い気候です。
そんな気持ちのいい気候なのに、私の体調は絶不調。今朝は起きたときに風邪で声がまともに出ませんでした。喉の粘膜炎症のピークは過ぎつつありますが、今度は鼻の粘膜炎症に移行したようです。夏風邪は治りにくらしいとのことで、ちょっと嫌だなぁと思っています。
でも家にいてもしんどいのは同じですから、いつもどおり買い物に出かけました。私は39度以上発熱しないと食欲が落ちないので、お昼ご飯もしっかり食べています。おやつに白玉ぜんざいも食べました！
それだけ食べて本当にしんどいのかと思われそうですが、マジで絶不調です。ですから今日は仕事を休みました。集中して小説を書ける状況ではありません。午後から音楽を聴きながら横になっていて、先ほどからこうしてブログを書き出しています。
喉が痛くて、鼻水が出てきて、頭痛はするし、全身がだるい。そんな状況だからこそ、見えるものがあります。それは何だと思いますか？
もちろん高熱が出ていたり、激痛を伴うような状態では無理ですよ。しんどいながらも、少しは自分の内面を見つめる余裕があるときに見えるものです。
全身の各部位に、意識を持っていきます。だるかったり痛かったりする部分を自覚します。そしてそれに連動するようにして発生している感情もキャッチします。不快だと感じる気持ちだったり、仕事ができずに焦る気持ちだったり、どこかイライラする気持ち等を、じっくりと自覚します。
それらは風邪に伴って発生しているものです。そこで心を落ち着けて、もっと深い場所に意識を持っていきます。そうすると見えてくるものがあります。
それは、風邪等の肉体の不調から完全に切り離された意識です。平和で、安定していて、どんなことに動じない『不動の意識』です。自分の身体がどのような状況であろうと、いつも変わらずそこにあるものです。本当の自分と言っていいかもしれません。
健康なときには、意外と見えないものです。もちろん健康なときにも変わらず存在していますよ。けれど現状に満足していると、そうした『不動の意識』を探そうとしないので自覚することはありません。
もちろん風邪のような病気のときだけでなく、悲しいことや落ち込むことがあったときにも、『不動の意識』が見つけやすくなります。辛い状況だからこそ、それに動じないものが見えてくるのです。病気や気持ちの落ち込みは、現実世界の状況に左右されない本当の自分を見つけるために存在するのではないか？ そのように思うことがあります。
ちょっとした風邪のときに『不動の意識』を探すトレーニングを積んでおくと、今以上に大変でしんどいときにも、心穏やかにいられるかもしれません。せっかくの夏風邪ですから、じっくりと『不動の意識』を感じてみたいと思っています。
さて明日は仕事ができるように、頑張って体調を回復させますよ〜！
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