悔しさを幸運に変える方法
天気予報を見て雨を期待していたのですが、まったく降っていません。ずっと厚い雲がかかっているだけなので、雨を期待していた植物たちはがっかりしているかもしれませんね。元気なのは蝉たちと、公園で遊んでいる子供たちです。でも涼しい1日でしたので、とても助かりました。
昨日の曇り空で撮影したので、ちょっと写りが悪いですね。この写真の百日紅は『ゼロの物語』の第3部で明晰夢の世界の図書館係員のモデルにさせてもらいました。雰囲気がピッタリだったからです。名前はシャルロットと言います。変な話だと思われるでしょうが、この百日紅がそう言ったので、そのまま物語でもシャルロットという名前を使いました。大事な役どころですので、気になる方はぜひ『ゼロの物語』を読んでくださいね。
ずっと仲良しなので、毎年咲くのを心待ちにしています。おそらくそこそこ年数が経過している木のようで、他の百日紅に比べて活動的ではありません。今年は咲かないのかと心配しましたが、ようやく花を開いてくれました。一年中、前を通るたびに声をかけています。でもこの時期が最も幸せそうに見えます。きっと9月くらいまでは、美しい花を見せてくるでしょう。
さて皆さんは、悔しい、と感じることがありますか?
私なんてしょっちゅう感じています。誰だって生きていれば、そう思うことがあるはずです。何かに挑戦したけれども結果が出なかったり、善意でやったことが裏目に出てしまったりすることがあります。あるいは理不尽な誤解を受けたり、身に覚えのないことで文句を言われたりするかもしれません。
私はそんなとき、「ラッキー!」と思うようにしています。もちろんショックすぎて、すぐにそう感じることができない場合もありますよ。それでも時間をおいてから、やはり「ラッキー!」と感じています。
これは別に負け惜しみでも、やせ我慢でもありません。本当にそうだと信じているのです。だって悔しいことが続いたら、嬉しいことがあったときに、その喜びはかなりパワーアップします。10個の悔しいことが、1個の嬉しいことで吹っ飛んでしまいます。それどころか10個の悔しさが、触媒のように嬉しさを爆発的な化学反応へと導いてくれます。
だから私は悔しいことがあると、『悔しさ貯金』をイメージしています。テレビゲームのボーナスポイントのようなイメージで、チャランというコインが貯まる音とともに悔しさを貯金します。嬉しいことがあったときに備えて、しっかり貯めておくわけです。そう思えるようになったので、悔しいことがあると「ラッキー!」と思えるようになりました。
ただし、この『悔しさ貯金』を引き出すにはルールがあります。銀行の預金を引き出すのに、印鑑やパスワードが必要なのと同じです。どれだけ悔しさを貯金しても、そのルールに従わなければ引き出すことはできません。
そのルールとは何だと思いますか?
私のルールを公開しましょう。それは『全力で生きること』です。
その日にできることをやりきった、という自負です。自己満足かもしれませんが、やれるべきことはやったという確信です。本当はもっとやれたのに、ダラダラとテレビを見て過ごしたり、他のことに逃避していたりすれば、そのルールは満たされません。
言い訳しても無駄ですよ。真実は自分の心が知っています。本当はやれたのにやってなかったことは、心のどこかでしっかり自覚しているはずです。そんな意識の状態で『悔しさ貯金』をしても意味がありません。やるべきことはやっている、という強い気持ちがあるからこそ、嬉しいことがあったときに悔しい経験を喜びに変えることができるのだと思います。
ということで今のところ、今日のやるべことはやりました。眠るまでに読了しなけれがいけない本があるので、夕食後はその本を手にします。何があっても眠るまでに読み切ります。そうでないと明日悔しいことがあっても、『悔しさ貯金』ができませんからね〜!
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