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高羽そらさんインタビュー

「知識」は過去「思考」は未来

昨日から秋の空気が入り込んできた神戸です。昼間はそこそこ気温が上がっても、空気がカラッとしているので快適です。そして朝晩はかなり涼しくなってきました。しばらくは暑さが行ったり来たりするのでしょうが、もう少しの辛抱ですね。

 

そんな過ごしやすい今日、嫌なニュースが速報で飛び込んできました。北朝鮮が5回目の核実験を行ったとのこと。ミサイルの技術も確立してきたようですし、いよいよ核保有国としての実態を持ちつつあります。

 

日本が攻撃されないか不安を感じている人が多いでしょうが、本当の目的は外貨ではないでしょうか? 核兵器の技術を求めている国はいくつもあります。例えばイランなどは注目しているはずです。世界中がニュースで核実験の成功を宣伝してくれますから、北朝鮮にしてみれば広告費の削減ができてありがたいことでしょう。

 

もっとも気になるのは北朝鮮の国内情勢です。過去の飢饉が可愛く思えるほど、今年の作物が不作との情報です。国民の怒りが爆発すれば、何らかの不測の事態が起きる可能性もあります。クーデターなのか革命なのかわかりませんが、もし内戦状態になれば周辺各国に波及することになると思います。何となく嫌なニュースでした。

 

さて、昨晩読了した本です。

 

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『自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術』ちきりん 著という本です。

 

少し前の本ですが、ちきりんさんの別の著作を読んで勉強になったので、すぐに図書館で予約しました。わたしたちは考えているつもりで、実はまったく考えていない。そのことを思い知らされた素晴らしい本です。「思考」とは何かが、とてもわかりやすく書かれています。どのような職業の方でも、参考になる本だと思います。

 

この本を読んで最初にガツンとやられたのは、「知識」と「思考」はまったく別だということです。「知識」は過去の積み重ねであり、「思考」は未来を明らかにしていく作業なのです。言い換えれば、「知識」は他人の考えであり、「思考」は自分の頭で考えることだと言えます。そのことに触れた部分を抜粋させていただきます。

 

〜以下抜粋。

 

自分の頭で考えること、それは「知識と思考をはっきり区別する」ことからはじまります。「自分で考えなさい!」と言われたら、頭の中から知識を取り出してくるのではなく、むしろ知識をいったん「思考の舞台の外」に分離することが重要なのです。

 

〜以上抜粋。

 

かといって著者は知識が必要ないと言っているわけではありません。知識をどのようにすれば思考に生かすことができるかを、この本のラストで記されています。わたしがこの本で最も感銘を受けた部分です。

 

それは、知識を「思考の棚」に整理すること、です。

 

「あの人は頭の回転が速い」という言葉をよく聞きます。そうした人は、その瞬間に思考しているのではなく、知識を常に「思考の棚」に整理しているのです。入ってきた知識を適当に記憶しているのではなく、関連する項目の棚に収めておきます。そしてそれに関する知識が入ってきた時を想定して、あらかじめ思考を進めているのです。パズルのピースが揃っていない段階で、パズルを組んでおくのと同じです。

 

だから残りのピースが入ってきた瞬間、自分の思考結果をすぐに引き出すことができます。それこそが「頭の回転が速い」ということの秘密だと書かれていました。詳しくはこの本を読んでみてください。目から鱗がポロポロ落ちると思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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