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高羽そらさんインタビュー

あかんやつばっかり

昨日の台風は凄まじかったですが、今日は穏やかな天気です。でも雲が多くて時々小雨が降っています。台風一過というわけにはいかなかったようです。それでも昨日は外出できなかったので、食料を調達するために出かけました。涼しいので秋を感じます。明日は秋分の日ですから、当然ですよね。

 

そんな気持ちのいい気候ですが「これあかんやつや」と叫びたくなることがいくつかありました。まずはWebメールです。わたしが初めて使ったパソコンがWindowsだったこともあり、Microsoftが運営するHotmailを使っていました。今ではOutlookのLiveメールと呼ばれているものです。

 

ところがこの1ヶ月ほどPCから画面が開きません。時々は開くのですが、1日に1度開けばラッキーだと思うほどの状態になりました。仕事のメールをやり取りしているアカウントなので、これでは困ります。スマホのアプリでは簡単に開くのですが、PCを使えないと原稿を送ったりするのに面倒です。

 

妻のアカウントも同じくPCではダメダメ。ということでOutlookに見切りをつけました。Gmailのアカウントを持っていますので、今日の午後からTwitterやFacebook等のアドレスを、すべてGmailに移行しました。仕事関係の方たちにも、来月になれば変更の連絡をする予定です。

 

名刺に印字されたアドレスなので、アカウントを削除するわけにはいきません。とにかく生かしておいて、頻繁にやり取りする方にはGmailのアドレスを伝えていくつもりです。考えようによってはワンクッションを置くことができるので、かえって都合がいいかもしれませんね。

 

もうひとつ「これあかんやつや」と言いたくなったのが昨日に観た映画です。

 

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『模倣犯」という2002年に公開された映画です。

 

原作は宮部みゆきさんで、この作品は宮部さんの最高傑作のひとつだと言っても過言ではありません。ですから原作を読んで、この映画を観るのを楽しみにしていました。でもあまりにひどい。森田芳光さんが監督なので安心していたのですが、原作を無視するにもほどがあります。

 

正直言ってめちゃくちゃ。原作をしっかりと読み込んでいたら、こんな映画を作らないと思います。映画が原作どおりにならないことは、重々承知しています。役柄を変更したり削除したり、エピソードの一部を変えることは当然です。でもそうするのは、限られた時間で作品のコンセプトを表現しようとするからだと思います。

 

ところがこの映画は物語のシチュエーションだけを利用して、勝手に自分たちが解釈した物語を捏造しているようにしか思えません。それほどひどい映画でした。あまりに気になったので調べてみたのですが、宮部みゆきさんは試写会の途中で退席したそうです。その気持ちはよくわかります。だってこの物語の大切な部分がまったく映画になっていませんでした。

 

キャストについて言いたいことはありますが、それは置いておきましょう。この映画がひどいのは脚本家や監督に大きな責任があると思います。タイトルである『模倣犯』という言葉は、最後の最後で犯人を追い詰める言葉です。でもそれを軽く流してしまい、別の人物に犯人を追い詰めさせます。もう信じられません。

 

前畑滋子という重要な人物のキャラも、完全に別人としか思えません。木村佳乃さんが演じていたのですが、彼女の雰囲気なら本来の滋子が演じられるはずです。でも陰気でジメジメとした人物になっています。この小説のスピンオフで『楽園』という作品があります。滋子が主人公になるのですが、活動的で行動力のある素晴らしいルポライターです。映画はそんな面影もありません。

 

そして滋子の夫を映画では殺してしまいます。この夫婦の持っている世界観は、物語を支えているものです。信じられない設定でした。さらに塚田真一という事件を発見した少年の人生には触れず、犯人のひとりである栗橋浩美という男の心の闇も描かれていません。

 

そして主犯である網川浩一の狂気はまったく違ったものになっていました。もう愕然とするばかり。ラストシーンの彼の子供の登場は、まったく意味不明。ひどい映画はブログで触れないのですが、あまりに酷すぎて許せなかったので書かせてもらいました。

 

ということで今日と明日、テレビ東京系列で放送されるドラマの『模倣犯』にはメチャ期待しています。前畑滋子役は中谷美紀さんですね。とてもいい予感がします。時間も今日と明日で映画の倍以上あるので、内容も期待できそうです。楽しみにしてドラマの録画を観ようと思っています。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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