『ムスコン』って知ってます?
少し雲は多めながら、今日もいい天気でした。暑くもなく寒くもなくで、本当に過ごしやすい気候です。夜は窓を閉めて掛け布団をかぶって眠れる気温になりました。今年の関西の夏は厳しかっただけに、秋が訪れた喜びは倍増かもしれません。
涼しいから仕事も進みます。今日は朝からブログを書く以外は仕事に集中できました。原稿の確認も妻が手伝ってくれますので、めちゃ助かります。目を変えないと、誤字脱字というのはなかなか見つからないものでからね。
明日の予定をほぼ今日終えることができたので、残り2日ほど気合を入れたら次の仕事に取りかかれそうです。やりたいことが山積みですからね。読みたい本も貯まっているし、観たい映画やドラマも待っています。
特に先日放送された宮部みゆきさん原作の『模倣犯』のドラマを見たくてたまりませんが、必死で我慢しています。前後編を合わせるとかなりの時間なので、仕事が手につかなくなるからです。でもなんとか今週中には見終えたいと思っています。
さて皆さんは『ムスコン』という言葉を知っていますか?
できるだけ新しい言葉に意識を持つように気をつけています。でもこのムスコンは昨日初めて知りました。マザコンやシスコンが語源になっているようです。息子を異性として見て、溺愛してやまない母親のことを指します。
そのムスコンに関する記事を読んで、ちょっと寒気がしました。一歩間違えば近親相姦や児童虐待になりかねない事例が多いとのこと。ある記事に載っていた38歳の母親は、4歳の息子を溺愛しています。それはちょっと異常とも言えるものでした。
息子が3歳のころにおむつ替えをしている時のことです。「遠い将来、どこの馬の骨ともわからない女に、この子の体を触られたくない」との思いがふつふつと沸いてきます。息子は自分のものだ。好きにしていい筈だ。気がつくと当時3歳の息子の性器にキスしていました。遠い将来、よく知らない女にそうされる前に、母親である自分がそうする権利があるとの思いからだったとの告白です。
他にも出ていたのが、最低でも息子が成人するまでは毎日一緒にお風呂に入りたい、という言葉です。息子の意思なんて関係ない。母親としての私の希望が優先されるとまで言い切っています。さすがに鳥肌が立ちました。
わたしは男性ですし、子供もいません。ですから身近でそんな思いを聞くことはありませんでした。でも意外に多いそうです。その記事に書かれていた専門家の意見によると、異性である息子にそうした感情を抱く母親の心理は決して珍しくないそうです。自分の肉体の一部であるという感覚と、異性という思いが入り混じります。ですから3歳くらいの時に先ほどのような行為に走ることは不思議ではありません。
ところが子供の成長とともに、母親の意識も変化します。一般的には子離れ、親離れが進みます。もし息子5歳くらいになっても同じ行為をしていたら、ちょっとヤバいそうです。わたしには3歳と5歳の違いがわかりません。どっちもヤバいように思うのですが(笑)
さらに大きな要因となっているのは、夫との性的関係だそうです。夫を男性として見ることができなくなり、他の男性ともそういう関係になれない。そうすると性的対象として息子を見るようになるそうです。わたしには理解できない感覚ですが、小説を書く立場としてはとても興味があります。
笑い話ですんでいるうちはいいのですが、それ以上の行為に及ぶと近親相姦や児童虐待になってしまいます。そんなことになると子供の精神的な成長に大きな影響を及ぼすことになります。もちろんこうした問題は、父親と娘にも起こりうることでしょう。わたしにはどちらもまったく理解できませんが。
でも人間という生き物の不思議な部分を垣間見た気がします。物語を書くうえで先入観を持たず、様々なことに関心を持つようにしています。そういう意味ではムスコンという言葉をきっかけに、いろいろ勉強することができました。
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