元気出た、出た!
まだ暑さは残っていますが、ようやく秋らしい空気が入ってきました。明日は4〜5度ほど気温が下がって、一気に秋へ戻るようです。今日はちょっと遠回りをして、気持ちのいい道を歩きました。
こんな景色を見ながら、買い物袋を抱えてプラプラ歩きました。気温は27度近くはあったので汗はかきました。でも風が気持ちよかったので、いい運動になったと思います。
この写真の場所へ来る途中、JR六甲道駅近くの道を歩いていました。突然妻が「あっ!」と声をあげました。その方向に目を移すと、どこかで見たことのある顔がありました。落語家の桂文珍さんでした。
数人の方と笑顔で話されながら、駐車場に停めてあった車のハッチバックを開けて、手にしていた荷物を入れられました。そして一人で駅方向に歩いていかれたのです。プライベートな雰囲気だったので、声をかけることはしませんでした。
でもどうして六甲にいたんだろうね、と妻と話しながら自宅に戻り、ネットで調べてみました。驚いたことに、自宅は神戸市灘区六甲ということです。ということは自宅から出てこられたのでしょう。まさかあの文珍さんが、わたしのすぐ近くに住んでおられるとは思いもしませんでした。またどこかで見かけるかもしれませんね。
ちなみに話は変わりますが、『仮面の忍者赤影』という子供向けのドラマをご存知でしょうか? 40代後半の方なら記憶にあるかと思います。その時の登場人物である白影さんは、わたしが子供から成人まで過ごした京都の山科に住んでおられました。わたしがよく通った西友というスーパーで、白影さんを何度も見かけたことがあります。つい子供時代のことを思い出しました。
さて、昨日はとても元気になる記事をネットで読みました。ある方が書かれていたブログなのですが、そこで紹介されていたのが一田和樹さんという作家です。わたしは初めて聞いたお名前なのですが、作家デビューされるまでのインタビューを見て驚きました!
作家としてメジャーデビューするために、多くの新人賞が企画されています。一田さんは受賞作を読んで検討した結果、実力以上に『運』が大きく左右することを実感されました。しかし『運』というのは確率の問題でもあると判断されました。そこであることを実行されます。それは……
打席に立ちまくる〜〜! ということです。
驚いたことに、1年半のあいだに70本の小説を書いて投稿されています。とんでもない数です。それだけ投稿して6本が最終選考まで残り、2本が新人賞受賞となりました。そして作家としてメジャーデビューされたということです。
短編も含めての70本だとのことですが、どちらにしても想像を絶する筆力です。長編なら12万字ほど書きますが、1日12,000字を書いても10日かかります。でも実際に物語を毎日12,000字書くことは、並大抵なことではありません。そのペースで書いたとしても、1年半で70本はものすごいことです。
わたしの場合小一時間で2千字から3千字のペースですから、6時間前後は集中する必要があります。その70本の質がどの程度なのかわかりませんが、物語を最初から最後まで仕上げることは大変です。それをやり切るわけですから、ただただ脱帽するしかありません。
そして同時に勇気が湧いてきました。自分がまだまだ努力の足りないことを痛感しましたし、70本投稿しても6本しか最終選考に残らないことにやる気が湧いてきます。厳しい数字なのにやる気が湧くなんて、変だと思われるかもしれませんね。
わたしにすれば、70本投稿して8割は最終選考に残ったというほうがショックです。やはり才能がモノを言うのだと思わざるを得ません。でも70本で6本の最終選考という数字は、打席に立ちまくることの大切さを改めて教えてもらえました。めちゃ元気が出ます!
わたしも必死で書いてボツになった作品はいくつもあります。でもそんなことにめげず、ひたすら作り続けることが大切だと痛感しました。どんどん新しい作品を書き続けたいと思います。
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