シェイクスピアに惚れたかも
冬型の天気なので時おり雲がかかりますが、気持ちのいい晴天の神戸です。寒いように感じても、これが平年の気温だとのこと。ちょっと遠回りして1万歩以上歩いていると、身体がポカポカして最高の気分でした。
今年の六甲山の紅葉は色づきの悪いまま終わってしまいそうなのですが、ここ数日でちょっと綺麗になりました。それでも例年に比べると色がくすんだような紅葉です。11月も明日で終わりですから、このまま冬枯れの山になってしまうのかもしれませんね。
毎日いろいろなニュースが飛び交っていますが、お隣の韓国の朴大統領がようやく辞任する意思を表明されました。支持率が5パーセントきっていますから、そうするしかない現状です。最終的にいつ辞任されるのかわかりませんが、その後は一気に容疑者扱いになりそうですね。
韓国は大統領である限り、訴追されないと聞きました。過去の事例を見てもそうですね。だから大抵は辞任直後に逮捕されています。でもそのほうがいいかも。だってあのデモ隊の怒りを見ていると、ちょっとヤバい雰囲気です。逮捕されることで司法機関に保護してもらわないと、暗殺される可能性もあります。
アメリカの大統領が交代する時期ですから、韓国としてもできるだけ早く国内問題を解決したいですものね。野党が息巻いていますが、次の大統領はどういう人がなるのでしょうか? トランプ氏の政策がまだ明確になっていない以上、日本としても次の韓国大統領は気になるところです。しばらく注目したいと思っています。
さて、昨日に観た映画です。
『恋におちたシェイクスピア』(原題:Shakespeare in Love)という1998年のアメリカ映画です。16世紀のイギリスが舞台ですから、イギリスの名優が大勢出演していたので、とても素敵な映画に仕上がっていました。わたしはイギリスの俳優さんが大好きなのです!
先日グウィネス・パルトローの映画を観て、彼女の美しさに見とれてしまいました。それで彼女がアカデミー主演女優賞を受賞したこの映画を観ていないことに気づき、DVDを借りてきたのです。
主演女優賞だけでなく、作品賞、脚本賞、助演女優賞、音楽賞、美術賞、衣装デザイン賞も受賞しています。あまり積極的にラブストーリーを観ていない時代だったので見逃していましたが、実際に観てそれらの受賞が納得できる作品でした。映画を観ているあいだ、自分がその時代にタイムスリップしているような気持ちでしたから。
創作されたもので史実ではありませんが、時代考証が見事で、実在の人物が大勢登場しています。それゆえにリアリティが高くなるのでしょう。ジュディ・デンチやコリン・ファースというイギリスの名優だけでなく、わたしの大好きなベン・アフレックも好演していました。
グウィネス・パルトローは言うまでもなく、めちゃめちゃ可愛かったです。ストーリーの構成上男性に化けたりするのですが、それでも違和感なくラブリーでした。主演女優賞を受賞したのが納得できるほど、難しい役を見事に演じきっていたと思います。
そして何より惚れてしまったのが、シェイクスピア役を演じていたジョセフ・ファインズです。少しクセのある顔立ちなのですが、演技がいい。どうやら舞台俳優さんのようで、劇中劇で舞台に立つ時、全身から発しているオーラが眩しかったです。彼の演技を観たいがために、返却する前にもう一度この作品を観ようと思っているほどです。
ストーリーは『ロミオとジュリエット』が執筆されて舞台で上演される過程を描いたものです。同時進行でリアル版の『ロミオとジュリエット』になるのが、シェイクスピアとグウィネスが演じるヴァイオラという名の貴族の女性です。身分の違いから決して結ばれることのない二人ですが、限られた時間で必死になって互いの愛を貫こうとしています。
でも『ロミオとジュリエット』のように、死が二人を分かつような悲劇ではありません。ハッピーエンドではないとしても、とても心地よく感じるラストでした。特にラスト近くで演じられる『ロミオとジュリエット』舞台のシーンは、何度でも観たくなります。心に残るとても素晴らしい映画でした。
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