今年のテーマはタイムトラベラー
今朝のブログでも書きましたが、午前中に大切な方へお正月の挨拶メールを送信してから、その後にサクッと仕事を済ませました。最低でも今年の夏至までは毎日仕事を続けるつもりですから、まだまだ挫折するのは早いですものね。しっかり集中して仕事をすることができました。
そして午後からは昨年末に厳選して選んた芋焼酎の酒瓶を抱え、映画を見ながら呑んだくれています。ダイエット中ですので食材はいいものを少量選ぶことを意識しました。そのことで気づきましたが、いいものは本当にいいと感じています。
お餅にしても、白味噌にしても、焼酎にしても、生ハムにしても、いいものは本当にいいです。今年の正月は、ある種の感動を覚えるほど良質な食材を選ぶことができました。お腹がはちきれるほど食べるよりも、より上質なものを適当な量だけ口にするのが幸せだと感じています。
今年の元旦は、NHKのBSで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の3部作を一挙上映しています。マグカップに焼酎を注ぎながら、数え切れないほど観たこの映画を通して観ています。
現在は午後4時半ですが、間もなく『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の2作目が終わるところです。何度観ても面白い映画は、まったく飽きません。このブログを書きながら、引き続きPart3を観るつもりです。
ツッコミどころの多い映画ですが、SF娯楽映画としては最高の作品だと思います。そのツッコミどころとして、Part1で兄弟の写真が消えていくという設定がありますが、時系列を逆算するのなら末っ子のマーティーが先に消えるはずです。ところが映画では長男が先に消えていきます。
Part2でもドクに誘われてマーティーとジェニファーが未来に行ったのなら、交通事故に遭遇していないはずです。だとしたら、事故を想定した30年後の未来は辻褄が合わなくなります。
でもこのような娯楽映画は細かいことは無視して観るのが楽しいですよね。今はPart2のエンドロールが流れていて、この後Part3が始まります。この映画を観ていて、わたしの今年のテーマが明確になりました。
今年のテーマは、タイムトラベラーになることです、
かといって明晰夢や体外離脱を利用して過去や未来の世界を探索するというわけではありません。わたしがタイムトラベルをしようと思っているのは、心理的時間の超越です。
脳科学的な見地に立てば、フロー状態というのは時間を超越しています。何かに集中していて、時間の経過を意識しない状態です。スポーツ選手が至るゾーンというのはそのフローよりさらに深い状態ですが、さすがにそれは簡単に到達できる意識状態ではありません。
でもフローというのは、少し注意深く意識を集中させることで、意外にもスムーズに到達できる意識状態です。これまでフロー状態を数え切れないほど経験していましたが、今年はさらに意識的にその状態を意識していくつもりです。
小説を書いている時だけでなく、本を読んでいる時や、映画を観ているときも、自然にフロー状態を維持して集中していけるようになりたいと思っています。文章で書けば難しいように思いますが、実際にやってみると意外に簡単なものです。本気でやろうと思うかそうでないかの違いだけです。
心理的時間を自由に超越できることで、時間を有効に使えるタイムトラベラーになるのが今年のテーマです。今日の午前中も仕事をしている数時間があっという間に過ぎるという経験をしています。それはどれだけ深く集中できるかにかかっています。
本当のタイムトラベラーは、過去や未来に行くことではありません。『今』という時間をどれだけ濃密に使うことができるか、ということです。それこそが、本当のタイムトラベラーだと思います。
2017年は24時間×365日という限られた時間です。でも心理的時間の使い方によっては、その絶対的な時間を思うままに増やすことができます。今年は集中力を高めることによってフロー状態の時間を増やし、1年の相対時間を大幅に増やしていきたいとい思っています。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。