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高羽そらさんインタビュー

あなたは飼い犬、それとも狼?

13日の金曜日に黒猫がうろつくという我が家は、不吉を象徴するような光景です……。でもうろついていた黒猫は悪魔に居場所を譲ったのか、コタツにもぐったまま出てきません。

 

ところがやってくるのは悪魔ではなく、この冬一番の冬将軍のようですね〜(笑) 雪が降ること自体珍しい神戸で、明日からの土日の天気予報は雪が予想されています。雪雲の動き方次第では、神戸市内でも10センチほど積もるかもしれないとのこと。

 

そんな猛烈な寒波が近づいているというのに、今日は週に一度の36時間断食とダブりました。断食中は食べ物を消化して燃やすことができないので、身体の芯から冷えます。でもよく考えると、それは道理にあったことなのだと思いました。

 

燃やすものがなければ、蓄積した脂肪を燃やすしかありません。つまり寒ければ動けばいいのです。だから今日は引きこもって仕事をしながら、身体が冷えたと思うと、スクワット、腹筋、腕立て伏せ等の筋トレをしています。

 

おかげで大きな寒波が来ているのにもかかわらず、普段の断食時とあまり体感温度は変わりません。これはいいことを思いつきました。今夜はさらに冷えるでしょうから、寒さを感じたら筋トレします。

 

さて、昨晩に読了した本です。

 

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『99%の会社はいらない』堀江貴文 著という本です。

 

かなり誇張されたタイトルですが、別に日本の企業の99%が必要ないと書かれている本ではありません。個人の働き方について、今のままでいいのか、と問題提起されている新書です。

 

普段から堀江さんの考え方に触れているわたしにとって、特に目新しい内容ではありません。でも堀江さんがどのようなことを普段からやっているかを知らない方にとっては、目から鱗がポロリと落ちる本だと思います。

 

わたしたちは子供の頃から『労働』について思い込みを植え付けられます。仕事は楽しいものではないけれど、給料というのは自分の時間を切り売りしてもらうものだと信じています。本当に楽しいことを仕事にしているのは、恵まれた一部の人だけだという考えです。

 

でも時代は大きく変化しています。堀江さんの言葉によれば、『遊び』が仕事になる時代がやって来ています。退屈な単純労働や肉体労働は、 AIや機械が代行してくれる時代になりつつあります。極端な話、働かなくても食べていける時代が来るかもしれません。

 

もしあなたに生活の心配をしなくていい金銭があればどうしますか? それでも今の仕事を続けるでしょうか? それとも自分の好きなことをして暮らすでしょうか?

 

もし仕事を続けるという人なら、それはその人にとって楽しいことなのです。逆に仕事を辞める人は、楽しくないことを我慢してやっているということです。でもそんな時代が来るのを待っているのではなく、『今』からやりましよう。楽しいことを仕事にしちゃいましょう。この本の主旨はそういう内容です。

 

この本で、堀江さんはある童話を引用されています。

 

広い庭で飼われてエサはもらえるが、鎖につながれて自由が奪われている「飼い犬」がいます。そこに野山を自由に動き回ることができますが、常にエサを自分で獲らなければならない「野生の狼」がやって来て、どちらが幸せかについて話すというものです。

 

どちらが幸せかなんて、人それぞれです。堀江さんもそう書かれています。でも日本の義務教育は、他人と同じことをするのが善だと教育しています。どちらが正しいかを選択させるのではなく、「選択肢はこれしかない、こちらが正しい」と思い込まされています。

 

それが、いい大学を出て、いい会社に入るという発想です。でもそんなものは高度経済成長時代の遺物でしかなかく、現状の社会には当てはまりません。「飼い犬」のつもりでも飼い主がいなくなったり、捨てられるかもしれません。

 

そうしたらエサの獲り方もわからずに、荒野に放り出されてしまうことになります。安定というのは確かに魅力ですが、そこに幸せを固定してしまうと、にっちもさっちも行かなくなるかもしれません。

 

わたしはサラリーマン時代をずっと過ごしていて、最も嫌だったのが時間で給料を算出することです。経理業務をしていると、そうしたものがよく見えてきます。通常の勤務時間をだらだら過ごして、わざと残業する人が必ずいます。

 

まったく同じ量の仕事をこなしても、定時で終えた人よりも残業している人の方が給料が多いのです。そんなアホな、と言いたくなりますよね。営業職のように数字で成果が出る職種とちがって、事務職は数値化しにくい仕事です。

 

でも同じ事務職でも組織が同じなら、まともに昼食も取れずにバタバタしている部署と、暇で暇で仕事がないとボヤいている人の給料が同じなのです。これはわたしの経験ですが、もうこんなことにうんざりしてサラリーマンを辞めました。

 

だから「野生の狼」になることを選びました。自分の好きなことをしようと心から思ったからです。でも苦労はしています。どんな仕事でも楽なものではありません。まだエサをうまく獲れないので、本当に困ったものです(涙) でも嫌なことを我慢してやっているわけではありません。

 

あなたも狼になってみませんか? 変な意味ではなく(笑) そう思った方は、ぜひこの本を読んでみてください。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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