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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.191

人工知能といえば、将棋や囲碁における人間との勝負、あるいは自動車の自動運転等が注目されてしまう。もちろんこうしたことから新しい世界が広がっていくのは事実。だけどもっと差し迫った問題を早急に解決してほしい、という声もあるはず。

 

そんな声に耳をかたむけた人がいる。以前にもボクのブログで紹介した、ジョシュア・ブラウダーという19歳のイギリス人学生。彼がたった一人で開発した「DoNotPay」というボットは、大きな話題を呼んだ。

 

警察から受けた駐車違反について、このボットの質問に答えるだけで異議申し立てが可能かどうかわかる。利用は無料。このボットの利用により異議申し立てに成功した事例は現在までに17万件! 警察としては4億円近くの罰金を取り損ねるという結果になった。

 

この「DoNotPay」がアップデートしたらしい。

 

19才の天才学生、ホームレス問題を解決。策は…「ヒューマニティ・ボット」

 

彼が新しく開発したのは、ホームレスを助けるというもの。

 

イギリスでは住む場所を失って、ホームレスとなっている人が激増しているらしい。だけど条件を満たせば、政府が供給する住宅サービスや救援制度に申し込むことができる。

 

でも困ったことに自分がその条件に合致するかどうか、弁護士の判断をあおがないと難しいらしい。なんともややこしい制度なんだね。

 

ということでジョシュア青年がこの問題を解決するボットを開発した。このボットは条件に合っているかどうかを教えてくれるだけじゃない。条件が合う人には申請書類を書いてくれて、必要がある人には申請内容をサポートする手紙まで書いてくれるらしい。もちろん無料。

 

面白いのはイギリスの役所の反応。アップデートされてから一週間以内に、ほぼすべての地方自治体の担当役所がこのボットのウェブサイトに登録した。実際に利用可能かどうか確かめているらしい。場合によっては、申請を希望する人に対してこのボットを使うつもりかも〜w

 

19歳の天才青年の次の目標は、イギリスにおけるシリア難民問題を解決するボットを考えているとのこと。すごいよね!

 

テクノロジーの進化というものは、こういうことのために使うんだよ。10代の若者にそう諭されているような気がする。こんな人たちが、これからの世界を牽引していくんだろうな。

 

人間は年齢を重ねることで経験は増えていくけれど、同時に動かしがたい固定観念の鎧を何重にもまとうことになる。そしてそれを守ろうとして新しいものに心を開くことが難しくなり、頭はガチガチに硬くなって柔軟性を失ってしまう。

 

そんなことではダメだよね。年齢でものごとを判断してはいけない。むしろ若い世代から学ぶべきことのほうが多いように思う。なんだかとても気持ちのいいニュースだった。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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