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高羽そらさんインタビュー

こどもの日に見た、親バカ

今日は立夏。もう暦の上では夏ということだよね。

 

自宅に引きこもりだけれど、バルコニー越しに外の景色を見ていると、まさしく夏のような日差しが注いでいる。

 

空気も澄んでいるようで、大阪のビル街まではっきりと見える。今日も行楽地は、とんでもない大勢の人であふれかえっているのだろう。

 

本当は新緑の京都を歩きたいと思っているけれど、とりあえずは連休が明けるのを待つしかなさそう。昨年にめちゃ美味しい老舗の和菓子屋さんを見つけたので、そのお店のお菓子を食べるのを楽しみにしている。

 

今日はこどもの日でもある。いろんなイベントが各地で行われていることだと思う。そんなこどもの日にちなんだわけじゃないけれど、実の親子が共演している映画を観た。

 

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『アフター・アース』という2013年のアメリカ映画。

 

大好きなウィル・スミスが出演しているので、公開当時は映画館に行くかどうか迷った。予告編を観るとSF映画で、CGもいい雰囲気だった。だけど映画の解説を読んでいて、どうも行く気がしなくなった。

 

ウィル・スミスがこの映画の原案を思いついて、自分の息子を出演させることを強く推すためにプロデューサーまだ買って出たということで、結局敬遠してしまった。そのうちレンタルで観ようと思いつつ、今日になった。

 

映画全体としては、決して悪くないと思う。あまり期待しなければねwww

 

なぜ期待するかといえば、監督が『シックスセンス』や『アンブレイカブル』のM・ナイト・シャマランだから。最後の最後に驚くような仕掛けがしてあるのでは、と期待するとがっかりしてしまうだろう。

 

ストーリー自体はボクの好み。地球は滅亡していて、人類は他の惑星へ移住している。ところがその星には先住民族がいて、人類を殺戮する『アーサ』という怪物を作った。

 

視覚も嗅覚もないけれど、人間が恐怖を覚えるときに発するフェロモンを感知する。要するにビビる人間に襲いかかってきて、恐怖を覚えたが最後、簡単に殺されてしまう。対抗するには恐怖を感じないこと。それができる唯一の人間が、ウィル・スミス演じるサイファ。

 

ところが息子は『アーサ』に姉が殺される瞬間を目の当たりにしていて、心の底に強い恐怖を抱えている。だから父のように戦士になろうとしても、どうしても許可が出ない。

 

そんなある日、最高司令官としての父の訓練に同行した息子のキタイは、宇宙船の事故に巻き込まれる。生き残ったのは父と自分だけ。ところが父は瀕死の重傷で、100㎞先にある救難信号の発信装置を取りに行けるのはキタイしかいない。

 

ところが漂着した惑星は、第一級隔離惑星に指定されていて、人間を襲う生き物しか存在していない。それは1000年前に人類が脱出した地球だった。さらに訓練用に積んでいた『アーサ』は宇宙船から脱走してキタイの命を狙っている。

 

さて、キタイは父の期待(ダジャレじゃないよw)に応えて、無事に発信器を手にいれることができるかどうか?

 

とまぁ、映画としてはなかなか面白い。だけど映画がスタートして早々、父は怪我で動けなくなる。つまりウィル・スミスはノーアクションということ。人類が存在しない惑星だから、登場する人間は息子のキタイだけ。だから映画の後半まで、ずっと彼の演技だけを観続けることになる。

 

これが親バカ映画だと、批判された理由だろう。たしかに、そう思われても仕方ない。息子のジェイデン・スミスは、決して大根役者じゃないと思う。かといって輝くオーラがあるわけではない。だから感情移入できない。

 

なぜ彼でないといけないのか、という答えはひとつ。それはウィル・スミスの息子だから、ということになってしまうよね。

 

惜しい映画だなぁ。例えば生き残った人間を絡ませるとか、陰謀を企む存在が出るとかすれば、もっと事情が変わってくる。それだったらジェイデンの主演でも楽しめる映画になったと思う。

 

キタイひとりに意識を向けさせるならば、それなりの俳優さんを使わないとね。ウィル・スミスとしては3部作で構想していたらしいけれど、きっと無理だろうな。相当すごいストーリーを考えなくては、配給会社が首を縦にふらないだろうね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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