SOLA TODAY Vol.261
いいことも、悪いことも、人生はいつ何が起きるかわからない。
まるで映画のような出来事を知って、そう思わざるをえなかった。
日本のマスコミが一般人をファッション関係者と勘違いした結果→60代の大学教授がフォロアー数14万人以上の世界的モデルに
このタイトルだけですべてがわかるよね。実際に起きたこと。
ニューヨーク在住の大学教授であるリン・スレータさんは63歳。数年前にマンハッタンで友人を待っているときのこと。ちょうどその周辺ではニューヨーク・コレクションの真っ最中だった。
たまたま通りかかった日本のマスコミが、彼女をモデルと勘違いしてインタビューをした。周囲の人もセレブだと思ってしまい、写真を撮影してネットで拡散した。それを見た友人に「ファッションリーダーだね」と言われた彼女は、ファッションに関するブログを始めることにした。
それが人気となり、ついに大学教授でありながら、現役のファッションモデルになってしまった！ こんなことってあるんだね。
彼女の写真を見れば、そうなった理由が納得できる。記事から引用させてもらった。
綺麗だよね。年配の女性だけでなく、若い人たちにも支持されるはず。いつか自分もこんなシニアになりたいと思うだろう。
彼女は大学教授であることに誇りを持っている。でもその枠にとらわれず、個性的なファッションに関心を向けてきた。少し変わった服を好み、普段から着こなしていたとのこと。だからこそ、このようなチャンスをものにしたのだろう。
この出来事はいくつもの教訓を与えてくれる。
まずは年齢なんて関係ないということ。人生における転機は、いつ訪れるかわからない。年齢で諦めるなんて無意味だ。
もうひとつは、いつどんなときでも自分を磨いておくことが大切だということ。彼女のようにファッションだけじゃなく、文章を書くこと、絵を描くこと、俳優が演技力を高め、芸人が自分の芸を磨くこと。それらを日々、心を込めてスキルアップしていくことが大切。
なぜならいつ彼女のようなことが起きるか、誰にもわからないから。そのときになって準備不足だったと嘆いても、負け惜しみでしかない。
自分が好きなこと、やりたいことがあるならば、『今』やるべきだ。そして少しでもその能力や技術を高みに置けるよう、毎日全力を尽くすこと。
人生、何が起きるかわからないからね！
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