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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.301

テレビのニュースは正しい、新聞は真実を報道している、と思っているあなた!

 

そんなあなたは、すでに洗脳されている可能性がある。

 

メディアが中立だなんていうのは、単なる幻想。特にネットでの情報が普通になってきた近年、過去のメディアは既得権益を守るため、堂々と印象操作を行っている。そのことを実感させてもらえる記事がある。

 

東京新聞読者の安倍政権支持率は「5%」、対する産経新聞読者では「86%」― 都内世論調査番外編

 

テロ等準備罪の強行採決によって、安倍政権の支持率が下がったと報道された。ところがその世論調査について、興味深い分析が行われている。

 

新聞の購読者別に調査を再集計すると、驚くような結果が出てきた。安倍政権の支持率がこれだけちがう。

 

産経新聞 86%

 

読売新聞 43%

 

日経新聞 41%

 

朝日新聞 14%

 

毎日新聞 9%

 

東京新聞 5%

 

これって、同じ日の世論調査だよ。もう笑うしかない。

 

産経新聞しか読まない人と、東京新聞しか読まない人が会話するとしたら、まったくかみ合わないだろう。もうこれは何を信じていいのかわからない状態。

 

朝日や毎日が左翼系だということは知っていたけれど、これほど極端だとは思わなかった。どうしてこういう状況になっているのかを想像することは、とても興味深い。

 

『卵が先か鶏が先か?』ということ。左翼系の人が朝日や毎日新聞を読むのか、それとも読んでいるうちにそう洗脳されてしまうのか。どちらにしても新聞というメディアが、特定の政党の機関紙となっていることは否定できない。

 

情報の伝達ということに関して、こういうことは避けられない。これはテレビの情報番組でも同じ。だからいつも同じ番組、例えばニュースステーションしか見ないという人は、その番組のイデオロギーを頭に刷り込まれている。そのことに気づいていないだけ。

 

ボクもそうした影響を受けていることは否めない。関西ローカルで『ちちんぷいぷい』という毎日放送の番組がある。月曜から金曜日まで、午後2時から6時まで放送している。

 

この番組に関して、ボクは木曜日の夕方のコーナーの40分だけを録画して見る。それは毎週欠かさず見たいから。だけど他のコーナーや、特に政治がらみの報道はいっさい見ない。なぜなら明らかに偏っていると感じるから。

 

この番組のレギュラーで、最近のニュースを論じるコーナーを持っている論説委員の男性がいる。以前に見ていたとき、中立的な立場を装いながら、特定の信条を視聴者に植え付けようとしているのが見え見え。そのことを感じるようになってから、まったく見ないようにしている。

 

こうして特定の番組を避けることも、逆の意味での洗脳かもしれないね。

 

例えば老夫婦二人暮らしの家で、奥さんが他殺体と見つかったとしよう。夫は行方不明。中立的に事実を伝えるだけなら、これ以上の情報は必要ない。

 

だけどメディアが取材をすることで、夫婦喧嘩が絶えなかったという近所の声を伝えたらどうなるだろうか?

 

おそらく大勢の人が、夫が犯人だと思うはず。もしかしたら夫だって被害者かも、という発想が出てこなくなる。報道する側のさじ加減ひとつで、中立的な出来事に『色』を塗ることができる。その『色』が事実かどうかは関係なく、面白いかどうかだけ。

 

ボクは新聞をまったく読まなくなったから、少なくともこの記事のような影響を受けにくい状況にある。だけどネットでニュースを見る場合、同様の『色づけ』がなされていることを忘れてはいけない、と自分に言い聞かせている。

 

複数のニュースアプリで情報収集をしつつ、その元記事を読むようにしている。さらに『色づけ』に影響を受けないよう、できる限り客観的な事実だけを抜き出すように意識している。難しいことではあるけれど、情報というものに対してそれくらい慎重に接するべきだろう。

 

とにかく報道に中立はありえない。そのことだけは肝に銘じておくべきだね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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