高羽そらさんインタビュー

触らぬ神に祟りなし、かな?

気象庁は頑固に梅雨明けを認めないけれど、神戸はどう考えても梅雨が明けている。肉体感覚としてわかるからね。まぁ、どちらにしても来週には梅雨明けになるだろう。

 

エアコンなし生活をもう10年以上も続けているので、この時期になると身体を夏向きにするのに調整が必要。最近になって、ようやく夏向きの身体になってきたように思う。しっかり汗をかくことで肉体の温度調節が働いていることを確認しつつ、部屋の窓が開いた状態の空気に身体を適応できるようになった。

 

ただ困るのは買い物に行ったとき。どうしても店舗にエアコンが入っているので、せっかく慣れた夏仕様の身体が一瞬でエアコン対応に戻ってしまう。小一時間冷房のなかで過ごして外に出ると、それまで何も感じなかった暑さが突然不快になってしまう。困ったもんだ。

 

別にやせ我慢をしているわけでも、電気代を節約しているわけでもない。本当にそのほうが過ごしやすいから。京都盆地の異常な暑さで子供のころから鍛えられているので、神戸の気象条件は快適そのもの。たまに常軌を逸した猛暑が続く夏に、ちょっぴり大変だと思うくらい。

 

もちろん熱中症には最大限に注意している。年配の人たちがエアコンをつけずに亡くなっているのは熟知している。ボクや妻の体温調節機能に衰えを感じることがあれば、早めにエアコンを導入するつもり。そのあたりは抜かりない。

 

さて、ずっと敬遠してきた映画を観た。主演の二人は大ファンの俳優なので、本来ならとっくに観ている作品。だけどどうしてもその気になれなかった。

 

@@@@@@

 

 

『アイズ・ワイド・シャット』という1999年の映画。『2001年宇宙の旅』で有名な、スタンリー・キューブリック監督の遺作となった映画。

 

R-18指定されている映画なので、とにかくセックスシーンが多い。トム・クルーズとニコール・キッドマンという、撮影当時の夫婦が主演している。ニコール・キッドマンのヌードなんか、嫌というほど見られる。嫌じゃないけれどwww

 

なぜ今まで観なかったかといえば、性描写多いことが理由じゃない。わけのわからん映画だ、という感想が多かったから。だけどいつまでも観ないと気になってしまう。そこで思い切って鑑賞してみた。

 

うん。そのとおり。この映画は難解やわぁ。

 

なにゆえ難解かといえば、事実が明かされていないから。モヤモヤして仕方ない。ストーリーの説明は割愛して、ボクが疑問に思うことをあげてみる。

 

・秘密結社の正体とその乱行パーティーのような儀式の意味。ボク個人としては、その本質を知りたい。セックスを介していても、神聖な儀式なものから悪魔教的な組織も存在するから。

 

・秘密結社の儀式で、仮面をつけていたビル(トム・クルーズが演じている)を助けようとした女性は、なぜ彼がビルだとわかったのか?

 

・ビルを助けたのが麻薬中毒で死んだ女性だとして、死んだのは事故なのか殺されたのか?

 

・ホテルから拉致されたビルの友人の生死は?

 

・ビルの妻であるアリス(ニコール・キッドマンが演じている)が見た、乱行パーティーに参加する夢の真相は?

 

・貸衣装屋の娘と忍び込んだ男たちの関係が、翌日になって変わっていた理由は?

 

・ビルが失くしたマスクが、なぜ自宅で眠っているアリスの枕元にあったのか?

 

・そもそもビルの秘密結社での体験は、夢なのか現実なのか?

 

この疑問に関しては、最後の3つは想像がつく。貸衣装屋の娘は、父親に命じられて元々売春行為をしていたのだろう。だがビルに見つかったことで父親がその場を取り繕って娘の不良行為だとした。忍び込んだ男は実は買春客だったという解釈なら納得できる。

 

ビルが失くしたマスクに関しては、秘密結社の脅しかなと思った。もし事実を公表すれば、いつでも自宅に忍び込んでビルやアリスを殺せると脅されたのかもしれない。だからその直後に泣き喚いたビルが、すべてを妻に告白している。

 

この映画の原作は『夢小説』という作品。だからもしかすると、この映画のビルの体験は実は夢ですよ、という解釈もできる。その前にマリファナをやっていたし、事実が明らかにならないという状況は、まさに夢の世界と同じ。そう解釈すると、事実が曖昧なままでもいいのかもしれない。

 

とにかく不思議な映画。そしてこの映画に関して、陰謀論がちまたでは語られている。

 

監督のスタンリー・キューブリックは、映画が完成した試写を、監督、トム、ニコール、そしてワーナー・ブラザースの関係者だけの4人で最初に見ている。秘密裏に作られた映画だったので、誰もそれまでは完成作品を見ていない。

 

その5日後に、監督は心臓発作でこの世を去る。その理由として取り上げられているのが、秘密結社の儀式を暴くことがこの映画の本当の目的で、それゆえに暗殺されたのではないか、という陰謀論。

 

さらに最近になって、ニコール・キッドマンがその事実を認めるような発言をしている。ペドフィリアという名の秘密結社が、世界を動かしているんだ、と監督が映画の撮影中に言っていたらしい。

 

「彼らはお互いの黒い秘密を知っているから、そこから抜け出すことは簡単じゃない。死ぬまで団結するらしいわ。抜け出したいと思っても、他のメンバーに阻止される。世界をめちゃくちゃにしながら、死ぬまで組織に残るのよ。これがスタンリーが私に話してくれたこと。だけど、とても複雑だから、ちゃんと説明できていないかもしれない」とニコールが公式に語っている。

 

監督の次の作品が、この秘密結社の実態を暴くものだったという話もある。そう思うと、暗殺説も否定できないような気がしてくる。

 

この映画のタイトルは、まさにそのことを表している。『アイズ・ワイド・シャット』は、見てはいけない、知ってはいけないことに、関心を持つんじゃない、という意味だろう。ビルが妻の浮気願望を知ることもそのひとつだし、秘密結社のことを知ろうとするのもをそれを表している。貸衣装屋の娘のことについても、余計なことに首をつっこむなというメッセージのひとつだろう。

 

とにかくわけのわからない映画だけれど、一度観ておいてよかった作品だと思う。いやいや、ヌードのことじゃないからね〜〜w

 

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コメント (3件)

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  1. そらさんコメントに回答ありがとうございます。
    秘密結社の歴史は古く欧米だけでなくアジアにもありますしね、
    いろいろ歴史にも影響を与えていますし。
    フリーメーソンなんかも昔ほどの影響力はないにしてもいまだにありますし
    日本に支部まであってホームページにも住所が記載されてますしね
    フリーメーソンの絶頂期の19世紀から20世紀初頭の頃は出世したければフリーメーソンといわれる位の
    影響力はあって、なんとか会員とコネを作って入会したがってたそうですしね
    ハリウッドスターたちもやはりなんらかの組織に入ってバックアップ受けないと
    成功は難しいのかもしれませんね

  2. 暁美ほむらさん、コメントありがとうございます♪

    いやはや不思議な映画でした。
    普通の感覚で見ると、大抵の人は意味不明で終わってしまうでしょうね(笑)
    だけど視点を変えると、妙な磁力を持っている作品だと感じました。

    特に映画全体に流れている緊張感は、独特の雰囲気ですね。
    その分変に期待してしまうだけに、ラストで何もわからないと呆然としてしまうのでしょう。

    秘密結社は中世のころから人間社会に入り込んでいるので、著名人の多くが関わっていると思うべきでしょうね。
    サイエントロジーは詳しく知りませんが、何かとややこしい組織のようですね(笑)
    ニコール・キッドマンの真意はわかりませんが、自分に危害が及ばない範囲で発言しているのは感じます。
    著名人は、何かと大変なのでしょうね〜!

  3. 今晩は、
    アイズ・アイド・シャットをはじめてみたとき、これがキューブリック監督の遺作なんだ
    難解だし、あまり面白くなかったなという感想でした、
    後に陰謀論や悪魔崇拝なんかをしるようになってからまたみると
    またちがった視点からみれましたね、
    映画では町の有力者たちは全員あの秘密結社に入ってるという描写ですけど
    現実には国や世界を動かしてるほどの人たちは大抵は秘密結社に入ってるんだよと
    ネタバラシかなと思いましたね
    それとニコール・キッドマンが何故、今になってとも思いますね
    こんな発言してもリスクだけで何の得にもなりませんし、
    売名だの金目的だのいう人もいるみたいですけど
    もうすでにこの人はハリウッド女優として世界的に有名ですし
    売れっ子だったころは映画一本の出演料が15億以上だった人で
    お金には不自由してないわけですよね
    ニコールキッドマンは元夫のトムクルーズと一緒に悪名高いサイエントロジーにもいたわけで
    キッドマン自身もいろいろ深いとこまで関わってそうですよね
    キッドマンはサイエントロジーはぬけたみたいですけど
    トムクルーズはいまだにサイエントロジーで広告党をやってるんですよね
    キッドマン自身の贖罪なのかもしれませんね


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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