SOLA TODAY Vol.325
ボクは炭水化物が大好きなので、炭水化物をカットするダイエットなんて考えたこともない。パンやケーキには目がないし、うどんやそばも大好き。パスタなんて定期的に食べないと欲求不満を起こしてしまう。
なかでも好きなのがお米。米の食文化が定着している日本人に生まれて良かった、と真剣に思っている。そんなお米好きなボクだけれど、少し人とちがうところがある。
お米が好きだという人は、大抵は炊きたてのご飯を好むだろう。もちろんボクも炊きたてのご飯は大好き。だけどそれ以上に好きなのが、冷やご飯。
この時期になるとわざと早めにご飯を炊いておいて、冷やご飯にしてから夕食で食べることが多い。あの少し固まったご飯がたまらない。だから子供のころはお弁当のご飯が大好きだった。
弁当箱の隅で、くっきりと90度の角度で固まったご飯はなんとも魅力的。今日は断食日なので、想像しているだけでよだれが出てくる。
でも世間一般では、とにかく温かいご飯が好まれる。ボクが10代の後半ころからよく目にするようになったのは、保温機能付きの弁当箱。社会人になって建築現場等で仕事をしているとき、たくさんの職人さんが持参しているのを見た。魔法瓶のような円柱状の弁当箱を手にして、うれしそうにホカホカのご飯を食べていた職人さんの姿が懐かしい。
そんな温かいご飯への信仰は今でも残っているらしい。昨日、こんな弁当箱があるのを知った。
通勤中にゴハンが炊ける弁当箱、サーモスが9月発売。お米の「おねば」を制御、美味しく炊けます
なんと保温したものじゃなくて、まさに炊きたてのご飯が食べられる弁当箱らしい。このサーモスという会社は、真空断熱構造を採用した魔法瓶を作っていることで有名なメーカーとのこと。その技術を応用したもの。
この記事でアップされている動画を見て、思わず笑ってしまった。どうやらまじで炊きたてのご飯になる。
それも簡単にできる。お弁当なら炊飯器でご飯を炊いておかなければいけない。でもこれは炊飯器もいらない。適量の水とお米を入れて、8分間だけ電子レンジで加熱する。そして特殊な構造になっているこの弁当箱にそれらを閉じ込める。
すると30分後に炊きたてのご飯になっているという仕組み。だからこの記事のタイトルにあるように、通勤中にご飯が炊けるということになる。
3000円くらいで市販されるそうなので、利用する人は多いかもしれない。家族でバーベキューに行く人でも利用できるかな。あっ、でも0.7合というお茶碗1杯分のご飯しか炊けないので、家族で利用するのはちょっと無理か。
どちらにしても、冷やご飯好きのボクが使うことはないだろうなぁ。
それにしてもよく考えるよね。同じ理屈なら、ご飯だけじゃなく料理にも応用できそう。通勤中にカレーができるとか。こんなのが流行ったら、電車の中がキッチンのようになるかも。
まぁ、ボクとしてはどうでもいいけれどね。だったらなぜこんな記事を取り上げているかといえば、断食中なのでお腹が空いているから。ついつい食べ物の記事に目が行ってしまうんだよね〜w
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