また観てしまった
昨日は久しぶりに寝苦しかった。そのうえ就寝前にレディーガガのワールドツアーのライブ映像を見たものだから、興奮してすぐに眠れない。微妙に寝不足なので、今夜は読書中に寝落ちするかもw
それにしてもレディーガガのニューアルバムのライブにはぶったまげた。KISSも顔負けのセットで空中を移動するし、炎が吹き出し、火薬がバンバンと破裂する。まさにエンターテイメントショーという感じ。
そして素晴らしいのが、彼女の歌唱力。歌の上手い人だと思っていたけれど、ライブでの歌唱力は半端じゃない。ちょうど今、アリアナ・グランデが日本でライブをやっているけれど、ずば抜けた歌唱力を持つアリアナにも負けないと思う。少しタイプはちがうけれどね。
このライブを生で体験できたら楽しいだろうなぁ。日本公演がいつになるか未定だけれど、必ず来日するだろう。できたらアリアナ・グランデのように関東限定じゃなくて、関西にも来て欲しいなぁ。日帰りで楽しめる場所でライブを体験したい。
まぁ来日が決まっても、問題になるのはチケット。エド・シーランのチケット争奪戦で玉砕したボクだけれど、レディーガガのほうがさらに競争率が高いに決まっている。とにかく来日情報の目を光らせなくては。
一流のアーティストのライブが素晴らしいのは、飽きないということ。同じ映像や歌を何度でもリプレイして楽しめる。それに耐えうる内容だということだよね。
これは映画でも同じで、何度も観たくなる、そしてどれだけ観ても飽きない映画というものがある。そんな作品はいくつもあるけれど、今日はそのうちのひとつを観た。もう回数を数えられないほど観ている作品。
『イーグル・アイ』という2008年のアメリカ映画。
ボクのブログで何度も取り上げているから、内容は割愛。アリアという名のAIが暴走して、大統領を含めた閣僚すべてを暗殺しようとする映画。
なぜこの映画を何度も見るのか。その理由はいくつもある。
まずはテンポ感の良さ。次から次へと場面が展開して、ぼんやりしている暇がない。一緒に観ていた妻が言っていたけれど、「映画館ならポップコーンを食べることも、トイレにも行けない」という評価は、まさに的を得たものだと思う。それほど画面にクギ付けになる。
伏線がよく生きている映画なんだよね。小説を書くうえで勉強になる。シャイア・ラブーフが演じるジェリーは、銀行口座は残高不足だし、コピー店で働きながらなんとか暮らしている。その前提があるから、そのあとの変化が強烈に生きてくる。そうした細かい伏線が、映画の前半にさりげなく散りばめられている。
さらにいいのが編集のうまさ。物語の進行にともなって、主人公たちの動きと空軍の女性捜査官が真相に迫っていく様子が、並列的に描写されていく。弟の知らない兄の姿が明らかにされていくことで、主人公たちの行動に必然性が感じられるようになる。そのあたりの編集がとてもいい。
そして、この映画を何度も観る最大の理由がある。
それは、ミシェル・モナハンが出ているからだよ〜〜〜!
ボクはこの女優さんが大好き。『ミッション・インポッシブル』の彼女も、『ミッション8ミニッツ』の彼女もいい。だけどこの映画のミシェルが演じているレイチェルという女性は、本当に魅力的。
離婚したばかりで必死で生きているのに、とんでもない事件に巻き込まれてしまう。だけど自分の息子の命を守るためなら、どんなことも厭わないという強い女性でもある。ミシェルが演じるレイチェルに会いたいから、この映画を何度も観るんだよね。またそのうちに観るだろうなぁ。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。