残暑なので美女で癒されよう
秋雨前線が下がって来る明後日までの辛抱だとわかっているけれど、とにかく暑い。湿度が高いので、本当に不快だなぁ。
ということで、こんなときは美女を見て癒されるのが一番。ちょうどそんなタイミングに合わせたように、テイラー・スウィフトが久しぶりに新曲をリリースした。最新アルバムは『1989』で、ボクは数え切れないほど聴き込んでいる。でもそれ以来かなり時間が経過したので、ボチボチ新曲が出る予感を覚えていた。
彼女のInstagramでそれを匂わせていたので、新曲のリリースを知ったときはめちゃ嬉しかった。ということは、いよいよニューアルバムの発表も近いということだろう。
今回の曲を聴いて感じたのは、かなり曲の雰囲気が変わったこと。テイラーといえば、とにかくキュートなイメージが強くて、若い女性のファッションリーダーとしても認知されている。ところが急に大人の色気を感じるような曲調に変わった。曲のタイトルは『Look What You Made Me Do』
気になってビデオクリップをチェックしてみた。おぉ、まさに予想どおり。少しダークな姿に変身した(ゾンビだけれどw)テイラーが登場して、後半にかけて今までと雰囲気のちがう彼女を見ることができる。きっと新しいアルバムのコンセプトが、ダークサイド的なものなのだろう。
新曲をiPhoneで聴いていたとき、彼女のセリフが気になった。「テイラーは電話に出られません。だって死んだから」という内容のセリフが入っていたから。でもこのビデオを見て納得。マイケル・ジャクソンの『スリラー』を彷彿させるような内容だった。気になる人はリンクを貼っておくので、見て欲しい。
そして次の美女は、先日ニューアルバムを発表してワールドツアー中のケイティ・ペリー。そのアルバムから『Swish Swish』という曲のビデオクリップが数日前に公開された。昨日初めて見たけれど、めちゃめちゃ面白い。マジで大笑いしてしまった!
こういうところがケイティらしいよね。ウケ狙いをする彼女の姿勢が大好き。彼女のコアなフアンなら、このビデオに『Last Friday Night』という曲のビデオクリップで登場した、超ブサイクのケイティが一瞬だけ登場するのがわかるはず。バカバカしいけれど、いいんだよね。このリンクも貼っておくので、テイラーとケイティのちがいを堪能してほしい。
そして今日の午後の映画でも美女を観た。
『ロビンとマリアン』という1976年のアメリカ・イギリスの合作映画。
13世紀のイングランドを舞台にした。ロビンフットの物語。といっても若いころのロビンフットではなく、すっかり中年になってしまったロビンを描いている。
十字軍の遠征でフランスまで参戦していたロビンは、王が死去したことで相棒のリトル・ジョンと故郷であるノッティンガムのシャーウッドの森へ帰ってきた。すっかり中年になって、相変わらず強いけれど、思ったように体が動かない。
そして故郷に戻ると、恋人だったマリアンはロビンがいないことに失望して、修道院に出家していた。そのロビンをショーン・コネリー、そしてマリアンをオードリー・ヘップバーンが演じている。二人とも撮影時で47歳と48歳なので、ちょうど映画の設定と同じ年齢。
ちょっとアクションがもっさりしているけれど、加齢を感じてなかなか面白かった。ショーン・コネリーのロビンフット役はいい雰囲気で、強くて男の色気がある007時代の彼を彷彿とさせた。
そして何より魅力的だったのが、40代後半のオードリー。この写真でもわかるけれど、彼女の姿を見ているだけでも、この映画を観る値打ちがあると思うくらい。中年の恋の行方を、微笑ましく観ることができた。
だけど映画としては、ラストが最悪。いつまでも命をかけて戦おうとするロビンに絶望したマリアンが、二人で服毒して心中してしまう。何よそれ???
ロビンが十字軍で故郷を離れたときも、マリアンはリストカットして修道院に助けられている。この映画の終わり方だと、メンヘラ女性の映画になってしまう。それだけが残念だった。
まぁ、美女をたくさん見ることができたので、よしとしようw
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。