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高羽そらさんインタビュー

サマーウォーズ、ええやん!

今日は午前中に買い物を済ませ、午後からは仕事をしながら眞子さまの婚約会見を見ていた。ところが放送時間の午後2時50分になっても、別のニュースをやっている。

 

そう、北朝鮮が6回目の核実験を行ったから。ちょうどその時間に菅官房長官が会見をしていたので、予定が変更されて中継されていたようだ。一度婚約会見が流れているだけに心配したけれど、午後3時になったら無事に放送が始まった。

 

会見は15分弱で無事に終わった。なかなかいい雰囲気だったね。せっかく好き合って結婚するんだから、幸せな夫婦になることを心から願った。

 

そんなことを考えながら引き続き番組を見ていると、また番組が中断。今度は北朝鮮が核実験の成功を正式発表したから。マジで迷惑な国やなぁ。日本で今日、吉事があるのを知っているのかと勘ぐってしまう。

 

今回は中国も黙っていないだろう。なんとかして対話による解決を進めようとしているのに、北朝鮮は核兵器の開発をやめない。もしそれをやめてしまったら、イラクのフセイン大統領や、リビアのカダフィ大佐の二の舞になると盲信しているからだろう。困ったもんだ。

 

ただでさえ中国という共産党の一党支配国家によって緊張している東アジア。そのうえ国家として追い詰められた北朝鮮が愚行を繰り返すから、どうしても『戦争』という文字が頭から消えない。楽観的な意見を言う人もいるけれど、ボクはそう思わない。今回の核実験は、さらに緊張度を増すことになるだろう。

 

こんな時期に不謹慎だけれど、どうせならこんな戦い方で決着をつけたら、とつい思ってしまう映画を観た。

 

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『サマーウォーズ』という2009年に公開されたアニメ映画。

 

細田守さんの監督代表作とは知っていたけれど、なかなか観る機会がなかった。2015年の『バケモノの子』は先に観て気に入ったので、ずっと気になっていた作品。ちょうど地上波で放送されていたので、録画しておいて昨日にようやく観た。

 

いや〜、めちゃめちゃ面白かったよ。この映画が若い世代に人気があったのがよくわかる。現実とコンピュータの世界がうまく融合していて、今見ても違和感を覚えることがない。今なら主人公たちのガラケーがスマートフォンに代わっているだろうけれどね。

 

このアニメのいいところは、『対比』だと思う。真田氏の末裔をモデルにした陣内家は、日本の過去の田舎がそのまま残されている世界。建物や外の風景は、そのまま昭和の世界を描いたものとしても利用できる。

 

だけどその裏で進行している戦いは、OZというコンピュータの世界。暴走したAIがその世界を乗っ取ろうというアイデアは、よくありがちなもの。だとしてもキャラたちが生き生きしているので、夢中になって最後まで見てしまった。本当にいい映画だよね。

 

だけど見ていると、ところどころ気になる部分が出てくる。なぜ主人公の健二は、先輩の夏希の実家に行くことになったのかわからない。アルバイトを依頼されて同じ物理部の敬と健二に声がかかったのに、なぜ健二が選ばれたのかわからなかった。

 

同様に脈絡なく出てくるシーンがある。小説を書いている人間として、どうも気になって仕方ない。見終わってから調べてみてその理由がわかった。つまり民法独特のカットのせい。

 

放送するにあたって、オリジナルから相当カットされている。この映画のファンとしては、許せないほどブチブチに切られていたらしい。ボクの疑問に答えるシーンもオリジナルにはあって、健二はじゃんけんで負けて長野に行くことになったとのこと。

 

どのシーンがカットされているかをまとめたサイトがあって、それを読んでようやくすべての疑問が解けた。これはマジでひどいよね。洋画も地上波で放送されるときは、観る影もないくらいカットされている。

 

放送時間の制約があるから仕方ないんだろうけれど、どうも納得できない。オリジナルだって、散々悩んだ末に多くのシーンを泣く泣くカットしているんだからね。こんなことが続けば、地上波で映画を観る気力がなくなってしまうわ。

 

とにかく『サマーウォーズ』は素敵な作品だった。たとえカットされていても、その素晴らしさな十分に伝わってきた。日本のアニメは、本当にいいね!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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