SOLA TODAY Vol.383
ボクが日ごろ楽しみにしているのは、たまにいくライブ。それこそ1年に1度あるかどうかのことだけれど、ミュージシャンを厳選して楽しむようにしている。ボクの場合は洋楽好きなので、ほとんどが海外アーティストになる。
今年の2月には久しぶりにジェフ・ベックのライブに参加できた。だけど簡単に取れないチケットもある。今年の10月に来日するエド・シーランは、3度のチャンスのすべてを逃して、チケットがゲットできなかった。
ということで来日を楽しみにしているのが、ニューアルバムをリリースして、ワールドツアーを始めているふたり。レディー・ガガとケイティ・ペリー。ところがそのひとりであるレディー・ガガについて、悲しいニュースが飛び込んできた。
レディー・ガガが告白した「線維筋痛症」の怖さ 光や音で痛みも…
彼女のTwitterとInstagramをフォローしているので、12月で休養することと、何らかの病気であることは、拙いボクの英語力でも理解していた。苦しそうに治療する動画も見たことがある。だけど詳しい病名や症状までは理解できていなかった。
「線維筋痛症」という病名。
この記事では、以下のように説明されている。
『線維筋痛症は全身に激しい痛みが起こる原因不明の病気だ。30代後半~40代前半の女性が発症することが多く、気圧、気温、光、音などあらゆる外的刺激を痛みとして感じるため、進行すると外出が苦痛になるなど、社会生活が困難になる』
通常の痛みの場合、必ず原因がある。だけどこの病気は、血液や画像を検査しても異常が見つからない。痛みに対して過剰に反応する病気らしい。ミュージシャンにとって、これほど辛い病気はないだろう。
だってライブをやれば、とんでもない音量を耳にしなければいけない。そして眩しいほどの照明の光を浴びる。レディー・ガガの症状が思わしくないとき、ライブをすることの苦痛を想像したら、それがどれほど堪え難いことなのか想像できる。本当の辛さはわからないだろうれど。
副作用を伴うけれど、治療薬も開発されているらしい。レディー・ガガもメッセージで述べていたけれど、最高の医療スタッフがついている。大変だと思うけれど、また音楽活動がリスタートできることを、ファンとして心から願っている。
とても気の毒だけれど、著名人のこうしたメッセージは、多くの人に届く。おそらく今回のレディー・ガガの休養宣言で、この病気を初めて知った人が多いだろう。ボクもそのひとり。
そういう意味では、この病気で苦しむ人にとって、周囲の人の理解を深めるいい機会なのかもしれない。そして彼女が再びステージに戻ることで、同じ苦しみを抱える人に大いなる勇気をもたらすことができる。そうなることを、ボクは心の底から望んでいる。
そして彼女の来日公演があれば、何をおいても駆けつけて応援したい。チケットが取れたらね〜!
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