佐藤健さんに惚れた!
相変わらず、新しい洋楽を求めていろいろと聴いている。最近注目しているのは、エコスミスという平均年齢18歳の男3人と女1人という編成の、4人の兄妹バンド。軽快なポップ・ミュージックで、とても心地いい。そしてハイムという3姉妹のバンドもお気に入り。最近のボクのヘビロテとなっている。
そしてもうひとりがカーリー・レイ・ジェプセンという女性シンガーソングライター。過去のアルバムから最新の曲まで聴いているけれど、めちゃ元気が出る曲ばかり。カナダの出身でデビューしてまだ10年弱だけれど、これからグラミー賞を狙っていけそうなパワーを持っている。
先日たまたまテレビを見ていると、彼女の最新シングルが日本のCMの曲に使われていた。うれしすぎて何のCMだったか覚えていないけれど、しっかりタイアップしているんだね。その曲は『Cut To The Feeling』というタイトル。どんな曲か知りたい人のために、ビデオクリップをリンクしておくね。
そして音楽だけでなく、ある日本の俳優さんに惚れてしまった。以前からよく知っている俳優さんだったけれど、昨日映画を観てあまりのかっこよさに目がハートになってしまった。
『るろうに剣心』という2012年の日本映画。この作品の原作がコミックだということは知っていたけれど、読んだことがなかった。映画も面白いと聞いていたけれど、ようやく1作目を観ることができた。
明治維新のときに長州藩について人斬りをしていた緋村剣心。『人斬り抜刀斎』と呼ばれ、幕軍が恐れをなしていた。しかし鳥羽伏見の戦いで人を殺すことに絶望した剣心は、二度と人を斬らないと決意して明治の時代を生きる。
持っている刀は人を切らないように刃が逆についた『逆刃刀』。剣の達人でありながら、人を殺すためでなく守るために剣を使おうとする。時代背景として武士が消えていく、廃刀令が出た時代。消えゆく武士という種族を象徴する剣心の生き様に魅了された。
その剣心を演じている佐藤健さんが、めちゃめちゃいい。ボクの頭のなかで、NHK大河ドラマの『龍馬伝』で同じ人斬りの岡田以蔵を演じた佐藤さんとダブル。それだけにこの映画を観ていると、生き残ったパラレルワールドの岡田以蔵を見ている気分だった。
まずはこの剣心のキャラがいい。ひょうひょうとしているのに、一度剣を持てば人間の能力を超えた神業を見せる。まるで剣の精が乗り移ったかのよう。その格闘シーンの特撮が秀逸で、息を飲んで画面に見入ってしまう。下手なハリウッド映画より、ずっと面白い。
コミックの実写版とはいえ、よくこれだけの映画を作ったよなぁ。心から拍手を送りたい。続編もBSで放送していたので録画してある。近いうちにまた剣心に会えると思うと、胸が高鳴る。マジで惚れちゃったよ〜!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。