高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.405

10月に入るとよく見かけるのが、赤い羽根を胸に差したテレビのアナウンサー。その姿を見ると言い訳がましい印象を感じ、どこか嫌悪感を覚える。

 

そもそもボクは街頭募金というものが嫌いだから、余計にそう思うのかもしれない。ボクの性格が歪んでいるのかもしれないけれど、街頭募金に関して、自分が負担した金銭が有効利用されるという信頼感をどうしても持てない。

 

寄付するなら相手先を綿密に調査して、内容を納得したうえでお金を出す。だから名前を聞いたことのある機関でも、街を歩いていて募金箱にお金を入れる気持ちになれない。だけどこんな募金ならいいかな、というものがあった。

 

自販機を募金箱がわりに! 「ボタン押して寄付」、年7万円の施設も

 

飲み物の自動販売機に、募金できるボタンが設置されている。10円、50円、100円から選ぶことができる。もちろん募金なので、商品が出ない旨は明記されている。この自動販売機が設置されているのは、岐阜県にある明治村という博物館施設内。

 

明治時代の建築物を移築した施設なので、維持費がかかる。この募金の目的は明確で、施設の維持が目的。なんとなくの印象だけれど、施設内の自販機を使った募金なので、街頭募金に比べて信用度が高い。これなら飲み物を買うついでに、募金しようかなと思う。なかなかうまく考えたよね。

 

だけど不思議なことに、どうも新鮮味に欠ける。実際に見たことがないのに、古臭い印象を感じてしまう。なぜだろう?

 

しばらく考えていて、ようやく気がついた。今の時代は、クラウドファンディングが当たり前になりつつある。自分のやりたいことをサイト上で表明して、賛同する人に投資を依頼する。そして無事に資金が集まると、投資した人には特典が与えられる。

 

考えようによっては、このクラウドファンディングも募金に近い。でもその資金の使用意図は明確だし、投資する人間も付加価値を受け取れる。見返りを期待する気持ちは、純然たる募金とはちがうかもしれない。だけど募金だって、お金を出す人に自己満足という付加価値を提供しているはず。基本的に変わりはないと思う。

 

自動販売機に募金ボタンを設置するのは画期的なように感じるけれど、時代遅れ感が拭えない。これからの時代に資金を集めようとするならば、お金を出したいという気持ちにさせなくてはいけない。従来の募金のように同情を誘うものじゃなく、積極的に支援したいと思わせる企画力や、信用がものをいう時代だと思う。

 

企画としては面白いけれど、受け身の気持ちで自動販売機にボタンを設置するより、クラウドファンディング等を利用して投資を募るほうがいいのかもね。募金という古い概念は、すでに過去のものだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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