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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.419

涙にはいくつもの種類がある。悲しいだけでなく、悔しいとき、感動したとき、そしてうれしいときにも涙は出る。涙はストレス物質を排出するとも言われているので、人間の心のバランスを取るために欠かせないものなのだろう。

 

人間にとって、バランスよく多くの涙を流すことは価値のあることなのかもしれない。その涙を通じて得た経験は、何ものにも代えられないものだと思う。でもそんな涙について、驚くような実験結果が出ている。

 

「涙」を圧縮すると、電力を生み出せることが判明

 

タイトルを見るだけでビックリ。涙で発電できるなんて!

 

これはアイルランドの実験グループが実際に行った実験。物質によっては圧電性という性質を持つものがある。その物質を圧縮すると、電気を発する。その代表としてよく知られているのがクォーツという物質。

 

ところが涙にも同じ圧電性を持つことがわかった。涙だけでなく、唾液、乳、卵白も同じ圧電性を有している。これらに共通しているのがリゾチームというタンパク質で、その特殊な結晶構造によって圧電性を持つらしい。

 

実際に涙で研究をしてみると、なんとクォーツと同じだけの電力を確保できることがわかった。もしかすると、理論的には涙で動く時計が作れるということだよね。なんだかすごい。

 

とにかく不思議な気分になる。涙なんて出たら消えてしまうだけだと思っていた。だけどこんな潜在能力を持っているなんて、想像もしなかった。涙を流すということは、実はとてもパワフルなことなのかもしれない。

 

この記事を読んで思い出したのは、映画の『マトリックス』。機械が人間の肉体をエネルギー源として利用している世界が舞台になっている。単なるSF的な発想だと思っていたけれど、この記事に書かれた事実を知るとシャレにならない。涙と唾液で電力を作れるのなら、人間の肉体を発電に利用しても不思議じゃないよね。この映画が、さらにリアルに感じられる。

 

涙にそれだけのエネルギーが存在するのなら、人間にもエネルギー保存の法則が適用されるはず。つまりたくさん泣いた人は、多くのエネルギーを排出している。だからそれに見合っただけの新しいエネルギーを得ているはず。

 

それは経験なのか、新しいビジョンなのか、あるいは次のステップへ進むための反動かもしれない。泣いた分だけ、きっと何かを手にしているはず。そう思うと元気が出るよね。

 

でもできることなら、苦しみや悲しみの涙より、喜びや感動の涙のほうがいいなぁ。うれし涙をいっぱい流して、新しい何かをたくさんゲットしていきたいと感じた記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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