SOLA TODAY Vol.439
マッチングサービスは、現代社会においてかなり定着しつつある。メルカリも売りたい人と買いたい人のマッチングだし、Airbnbは民泊マッチングサービスの先駆けとして世界的に認知されている。
まだまだ開拓の余地があるマッチングだけれど、驚くようなものを仲介するサービスが登場した。
GOOD2GO – カフェなどの鍵の掛かったトイレにスマホで並び、借りるサービス
なんとそれはトイレ! さすがにビックリした。
このサービスはすでにアメリカのサンフランシスコでスタートしている。鍵のかかったトイレを、スマホを通じて予約して利用できるようにするもの。急にトイレに行きたくなったら、このアプリでトイレを探し予約する。すると並ぶことなく鍵を解除してトイレを利用することができる。
このトイレに使い方を記事から抜粋してみよう。
1. アプリ上の地図から近くのトイレを探し、
2. 近くに来たらアプリ上で並びます (トイレのドアの前に並ぶ必要はありません)
3. トイレが空いて順番が来たら、スマートフォンに通知が来ます
4.ドアの前で、スマートフォンからドアを開錠
5. 用を足した後は、そのトイレについてレビューを残すこともできます
というようなもの。アハハ、なかなかユニークなサービスだよねw
これは意外に利用者が多いかもしれない。実際に並ぶことなく、通知してもらえるのがいい。こういう鍵のかかったトイレというのは、基本的に綺麗なところが多いらしい。さらに利用者の履歴が残るから、使用者もできる限り綺麗に使おうとするだろう。同じ公衆トイレでも、高級感があるよね。
そしてこのアプリに参加する企業にしても、トイレを提供することによるメリットはあるはず。気持ちよくトイレを使わせてもらえたら、その店でコーヒーを飲んだり、食事をしようと思うだろう。それが人情だものね。
ただ問題は、トイレというのは生理機能だということ。あらかじめ予定を決めてトイレに行く人なんて少ないはず。たいていは尿意や便意をもよおしてから、トイレに行こうとする。そんなときにマッチングサービスでトイレを予約するだろうか?
これはアメリカのトイレ事情がわからないと、サービスの利点が理解できないのかもしれないね。日本だったらよほどの田舎でなければ、どこかでトイレが見つかるだろう。もうやばいという状況でスマホを操作していたら、漏らしてしまいそう〜〜w
ボクとしてはまず利用することはないだろうけれど、発想としてはとてもいいと思う。これからもこのようなサービスが増えていくだろうから、驚かないように心の準備をして置くべきかもね。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする