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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.446

日本においてブラック労働の代名詞のような職業になりつつある医師。そして過剰労働は医師の判断を鈍らせ、ひいては命に関わる医療ミスにつながる。この問題は医師だけではなく、患者の立場となるボクたちにも大きく影響する。

 

そんな行き詰まった感のある医療業務において、新しい光が見え始めている。

 

中国でAIロボットが医師試験に合格「医療過疎地での初期診断も可能」

 

なんと中国で開発されたAIロボットが、医師の筆記試験に合格した。それも合格ラインをはるかに凌駕する高得点だったらしい。AIにとって知識を収集してアウトプットすることはお家芸だから、予想された結果だろう。

 

このロボットは知識だけではなく、患者情報を自動的に収集・分析して、初期診断を行うことができる。中国の農村部では慢性的な医師不足なので、このロボットを使うことで、そうした人たちがより良い医療サービスを受けることができると見られている。

 

まだ完全に医師の代わりなることはできないらしいけれど、そのうち手術等も可能になるだろうね。去年のことだったと思うけれど、IBMが開発したワトソンというAIが、人間の医師が束になっても見つけることのできなかった病気を発見して、ある重病の患者を救ったという例がある。

 

日本でも法整備を整えることで、医療サービスにおけるAIの導入を本格的に進める時期に来ていると思う。患者の初期診断をロボットに任せるだけでも、医師の負担は大きく減るはず。

 

患者の立場としてもありがたい。人間というものは、思い込みに作用される。一人の医師の判断だけでは、命に関わることになってしまうかもしれない。だからといってセカンドオピニオンを受けることは、病院嫌いの人にとっては億劫でしかない。

 

そんな問題もAIなら解決する。ネットを通じてあらゆる事例にアクセスできるし、相性を気にしなくていい。患者というのはナーバスになっているから、医師の心ない言葉で傷つくこともある。

 

そして最大のメリットは、ロボットは疲れないということ。有給休暇は必要ないし、ブラック労働を心配することもない。24時間対応可能だから、緊急時に人間の医師が不在でも適切な判断ができる。

 

最初は医師も患者も抵抗があるだろうけれど、一時的なものでしかない。もちろん医師だけではなく、看護の分野でもAIロボットは活躍できるはず。こういう分野にしっかり税金を投入して、医療サービス全体を抜本的に見直すべきだろうね。

 

ロボットが診断してくれるのなら、医者嫌いのボクでも病院に行くかもしれないなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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