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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.449

『家ついて行ってイイですか!』という番組がある。終電を逃した人にタクシー代を払うので、家を紹介してもらえないかというもの。

 

番外編として頻繁に登場するのは、銭湯の入浴券を10枚あげるので、家について行っていいかというものがある。なかなか強烈なキャラを持っている人が多いので、興味深く見ている。現代社会において日常的に銭湯に通っている人は希少だから、ユニークな人が多いのかもしれない。

 

50代のボクが子供のころは、銭湯が普通だった。その空間は社交の場であり、商談の場でもあった。銭湯というリラックスできる空間に人が集まることで、その時代を動かすエネルギーが生み出されていた。

 

でも家庭に風呂が常備され、銭湯は消えつつある。そんな動きにストップをかけようと、新しい試みが行われている。

 

婚活・手品・オフロンピック…銭湯、愛好者開拓へ攻勢

 

大阪の銭湯で、今までになかったことが起きている。銭湯という空間を、ただ入浴のためだけではなく、人を集める場として開拓しようという試み。

 

この記事にもあるように婚活の場として提供されたりもしている。20〜40代の男女を集め、お風呂に入りながら短歌を発表するらしい。もちろん壁があるので同性の顔しか見えない。番号と歌が発表されて、気に入った恋の歌を詠んだ人と浴場を出てから会うというイベント。

 

笑っちゃうような内容だけれど、それでも2組のカップルが誕生したらしい。その他にもお風呂の洗面器を使った『オフロンピック』という競技も行われている。とにかく人が集まる場所にしようということ。

 

全国的に銭湯の数は減っているけれど、10年前の大阪には都道府県別ではもっとも多い1030軒の銭湯があった。ところが2016年の統計によると624軒にまで減っている。4割減というのは見過ごせる数字じゃない。

 

そんな動きを受けて、銭湯を見直すイベントが開催されている。そして少しずつだけれど、その動きは全国に広がっている。なぜなら銭湯の経営者が代替わりをして、若い世代が経営するようになってきたから。さらに海外の観光客が銭湯に注目しているという追い風もある。

 

だけどこの記事を見て、まだまだイベントしてはイマイチだなぁと感じていた。これではインバウンドの人たちに参加してもらえない。そんなことを考えていると、昨晩たまたま銭湯についての新しい提案を、YouTubeの動画でしている人がいた。

 

それはホリエモンこと堀江貴文さん。銭湯という空間が注目されているので、見過ごすのはもったいないとのこと。その活用方法として、外国人観光客を取り込むことを提案されている。

 

最近はAirbnbを使った民泊が認知されつつある。そしてネットの進化によって、大手のチェーン店でない個人経営の優れたレストランが知られるようになった。そうした地元の民泊とレストランを統合する場所として、銭湯を活用してはどうかというもの。

 

つまり銭湯にコンシェルジュのような役割を持たせる。その銭湯に行けば、地元の快適な民泊の宿と素敵なレストランを紹介してもらえるようにする。人が集まる場として銭湯が中心になることで、周辺の民泊とレストランをコラボさせるという提案。

 

食、宿、風呂という3つがそろえば、外国人の人にも喜んでもらえる。日本人だって利用するだろう。中途半端なホテルのサービスを受けて、ありきたりなホテル内のレストランで食事をするより喜んでもらえるだろう、という発想。

 

なるほど、それなら銭湯という場が見直されるかもしれない。あとはどれだけその銭湯を魅力的なものにするかということ。ボクが住んでいる神戸市の灘区には、天然温泉の銭湯がいくつかある。泉質は最高なんだけれど、どうしても床の汚れ等が気になることがある。

 

そういう衛生面も含めて、銭湯も改良していく部分があるだろうね。そのうえで民泊やレストランとのコラボがうまくいけば、新しいムーブメントが起きるかもしれない。さすがホリエモンさんだよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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