SOLA TODAY Vol.461
2〜3年前のこと。神戸三宮の東急ハンズで買い物をしていて、急に便意をもよおした。近くのトイレに入ったが個室は満室。
すぐに別のトイレに向かったけれど、三宮の東急ハンズは螺旋状の構造になっている。だから別の階へ移動しようとすると、ぐるっと回らなくてはいけない。ところがその下の階も満室。結局6階から2階くらいまでぐるぐる回る羽目になった。
こんなときどの階のトイレが空いているのか分かれば、エレベーターを使ってピンポイントで移動できる。その当時は夢のようなことだけれど、現代ではそれが実用化されつつある。
東京メトロが「トイレ空室状況提供サービス」実証実験 個室が空いてるかどうか分かる
東京メトロが上記のタイトルのようなサービスを始める。期間は今月の1日から来年の2月末まで。池袋駅限定での実証実験らしい。
各トイレにセンサーをつけ、駅構内のトイレ空室状況がスマートフォンで分かるようになっている。こんな感じ。
これなら一目瞭然だよね。
さらに「場所確認のボタン」をタップすると、駅構内の地図が出て、そのトイレの場所が表示される。だから迷わず空いているトイレに駆け込むことができる。
面白いよねぇ。実証実験でいい感触ならば、他の駅にもこのシステムを拡充させていくとのこと。とてもいいことだと思う。
これは応用範囲が広い。コンサート会場や野球場等のスタジアムでも、こんなシステムがあれば便利。もちろん百貨店やテーマパークでも喜ばれると思う。GPS機能を使って、自分の位置が表示されたらもっといいよね。
女性トイレは個室のみで行列が多いから、おおよその待ち時間が表示されたらベストだと思う。情報というものはデバイスの進化とともに、こうして効率化されていくのだと思う。だからこそボクたち個人もその流れについていかないと、情報弱者になってしまうだけ。
いまだにスマートフォンを使っていないような人は、その感覚がオワコンだと思う。そんな親の子供は気の毒だよなぁ。子供にも早い時期に持たせて、適切な使い方を教えていくべきだろう。学校の授業でそんな時間を取ってもいいのにね。
この記事のようなシステムが当たり前だと認知されて、全国的なものになってほしいと願う。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする