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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.470

もうすぐクリスマス。子供たちにとっては最高に楽しい時期だろう。特にサンタクロースを信じている世代にとって、12月はファンタジーの世界にどっぷりとつかった気分になるはず。

 

ボクは子供がいないからよくわからないけれど、平均的に何歳くらいまでサンタクロースを信じているのだろうか? ボクの場合は信じていたという記憶さえない。

 

物心ついたころには父親から「クリスマス何が欲しいねん?」と言われていたくらいだから、かなり早くに夢の世界から離脱していたと思う。だけど昨日ある記事を読んでいて感動した。小学校4年生の女の子なんだけれど、まだ真剣にサンタクロースを信じている。

 

だけど無条件に存在を肯定しているわけじゃない。彼女は自分なりの考察を重ねた末に、ある結論へと至っている。

 

「小4娘がキャッシュフローの視点からサンタを疑い出した」という投稿が話題に

 

この女の子は小学校4年生だけあって、サンタクロースを疑い始めている。その理由をきちんと文章にしているのがいい。

 

・我が家に煙突がないのにどうして入ってくるのか?

 

・大勢の子供にプレゼントを渡すのに、その資金をどうしているのか?

 

・トナカイが空を飛ぶなんてあり得ないのでは?

 

・毎年クリスマスが近づくと小人が電話をかけてくると母は言うけれど、小人が電話をかけるとは思えない?

 

ユニークな子供だよね。特に面白いのは、サンタクロースの資金繰りを心配していること。普通のおじいさんなら、経済的に破綻するはずだと彼女は指摘している。10歳の子供にしては、かなり鋭い経済感覚だと思う。

 

そこでこの少女はどのような結論に至ったのか?

 

サンタクロースと呼ばれているのは、世界中のお金持ちが寄付をして作った『株式会社』ではないだろうか、と言う結論だった。

 

だから毎年電話をかけてくるのは小人ではなく、その会社の新入社員だろう。そして煙突がなくても入ってこれるのは、大人は引越しのときに鍵をその会社に預けるのだろうと推測している。こう考えることで、自分の疑いが払拭されたらしい。

 

だからその作文の最後に、「とてもすばらしいので、ぜひこの活動をいつまでも続けてください」と結んでいる。すばらしい!

 

きっと頭のいい子なんだろうね。疑問点を明らかにして考察を重ね、そこから納得できる推論を導き出している。まさに論理的思考の見本のような考察だと思う。

 

このままの想いを持ち続けて欲しいけれど、近いうちに現実を知るだろう。でもきっとこの子なら、サンタクロースの精神を引き継いでくれるような気がする。大勢の人の笑顔のために、社会人になったら何かをしたいと思うだろうなぁ。

 

この季節にピッタリの素敵な記事なので、ぜひこの女の子の作文を読んで欲しい。心が洗われるような気持ちになるよ!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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