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高羽そらさんインタビュー

怠惰じゃない無精者のススメ

今朝の神戸は、比較的寒さがマシだった。だけど今夜からまた寒波がやってきて、明日からは冬将軍が武装して神戸市内を闊歩するらしい。

 

夏は暑くて眠っていられないから、朝になると勢いよく起きられる。だけど冬の布団は温かくて心地いいので、外に出る気がしない。明け方になってトイレに行きたいなぁ、と思ってもつい我慢してしまうことが多い。膀胱炎にならないか、マジで心配している。

 

このことからもわかるだろうけれど、ボクの本質は無精者。とにかくなんでも億劫に感じる、面倒くさがり屋なんだよね。これは冬だけのものではなく、ボクの本質だから1年を通してそんな状態。

 

だけど無精者という気性は、どちらかと言えばポジティブな要素のほうが高いと思っている。だからまったく直そうとは思っていない。むしろこれからも大切にしていきたいと思っている。

 

なぜなら無精者はできるだけ面倒なことをやりたくない。だから動くときには無駄をなくしたいと真剣に考える。

 

例えばDVDの映画を観ているとしよう。トイレに行きたいなと思っても、ボクはすぐに立たない。膀胱炎になろうとしているわけじゃないよw

 

もしトイレに立っても、戻ってきてから別の用事を思い出すかもしれない。そうなると二度も立ち上がることになる。そんなこと無精者のボクにできるわけがない。だからトイレに行きたいと思ったときに、他に一緒にできることがないかを考える。

 

干している布団を入れたり、乾いた洗濯物を片付けることもできる。とにかく2つ以上は同時にできることを考えてから立つ。それくらい無精者なんだけれど、こうして『多動』を意識するだけで、思ったよりも多くのことが処理できる。ちょっとしたことでも、積もり積もるとバカにできない。

 

同じような気性では、飽き性も大切だと思う。ボクは飽き性でもある。だから同じことを続けるにしても、微妙にやり方を変えている。飽きてしまったらつまらないので、飽きないように工夫をする。そうするとより便利な方法が見つかったりする。

 

釣りは嫌いだからやらないけれど、飽き性の人のほうが上達するらしい。じっと飽きずに釣り糸を垂れている人は、別の選択肢が見えないからそのまま技術が進歩しないとのこと。

 

無精者ゆえに効率化を意識する。飽き性ゆえに新しい方法を探す。どちらもネガティブに思われがちな気性だけれど、実は人間の可能性を大きく高めていける要因となることが多い。ボクはそう思っている。

 

ただし注意事項がある。無精者でも飽き性でもかまわない。だけど絶対に避けるべきものがある。

 

それは『怠惰』になること。そして『無気力』になること。

 

怠惰ゆえの無精は、単なる怠け者になってしまう。無気力ゆえの飽き性は、単なる優柔不断者になってしまう。

 

自分のやりたいこと、あるいは目標を明確にして、そこに突き進むための動機は必要だろう。それが根底にないと、何も生まれない。強い動機があるからこそ、無精や飽き性は新しいものを生み出してくれると思う。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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