仕入れないと売れないからね
年末になって寒波が厳しいよね。かなり厚着で外出しているけれど、身体の芯まで冷えるような気がする。
今日を含めて2017年の買い物は残すところ2回なので、今日はお正月の買い物が中心だった。あとはお餅と年越しそばくらいかな。
いよいよ押し詰まってきたけれど、ようやくあるドラマの最終回を観た。
『おんな城主 直虎』というNHKの大河ドラマ。2年続きで戦国物の大河ドラマだったけれど、戦国時代オタクのボクには大満足。この直虎という人物の信憑性には諸説あるようだけれど、ドラマなんだからどうでもええやん。気にする必要はまったくないと思う。
とても素敵な最終回だった。特に直虎が息を引き取るシーンで、この3人の子役と龍雲丸の子役が出てきたときはウルウルしてしまった。こういうパターンに、ボクは弱いからね。人間が死ぬときって、幸せだった時代の姿で旅立つのかも。ぜひ、そうでありたいもの。
ここ数年、大河ドラマは欠かさず観ている。そして今年の秋から朝の連続ドラマである『わろてんか』も欠かさず観ている。あまり日本のドラマは見ないんだけれど、この二つくらいは押さえておかなければと思っているから。
その理由は小説を書くための『仕入れ』が目的。文章を書いて売るためには、商品を売るのと同じで仕入れが必要になる。特に小説というのは『製造業』だから、加工するための材料と技術が必要になる。
何もないところから書ける人なんてまずいないだろう。ましてや複数の作品を残していこうと思えば、仕入れなしではやっていけない。どれだけ多く読んだかが文章に現れ、どれだけ多くのアイデアを知っているかで加工の技術が高まると信じている。
映画に関しては、今年はほぼ2日に1本というパターンを通すことができた。だからおおよそ2017年で180本くらいの映画を観ているはず。特に今年は古い映画を中心に観ていたので、とても勉強になった1年だった。
ヨーロッパ映画を毛嫌いしていたところがあるけれど、今年になって考えがまったく変わっている。ハリウッド映画のようなCGや派手なアクションがないだけに、ストーリーや演出が洗練されているのを知ることができた。とても大きな収穫だと思う。
本は何冊くらい読んだのかな? 1日で読める本があれば、4日かかる本もある。平均して2日に1冊近いペースは確保できていると思うので、少なくとも150冊以上は読破しているはず。あまりにつまらなくて、途中で放り出した本もあるけれどねw
2018年もこのペースは最低ラインとして続けていく予定。そのためには図書館やレンタルDVDを利用していくしかないと思っている。テレビでの映画放送も貴重だよね。できる限り先入観で作品を排除しないようにして、新しい世界に触れていきたい。
映画も本も、できることならもっと量を増やしていくつもり。そして理解の質も上げていきたいと考えている。ただ漫然と観たり読んだりするだけじゃなく、一歩踏み込めるだけのリサーチ力を育てたいと思っている。いいモノを仕入れをしないと、付加価値をつけて売れないからね〜!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。