眠い時の読書法を体得したよ!
2018年の元旦は、本当にいい天気だった。きっと初詣等で外出した人も多かったことと思う。
今朝のブログで書いたとおり、ボクは午前中に今年の初仕事を終えた。そしてお昼ご飯をかねて雑煮等を食べ、酒を飲み、テレビを見ながらのんびりと過ごすことができた。午後から仕事をしないなんて久しぶりなので、ちょっとワクワクしながら正月の雰囲気を楽しめた。
神戸に引っ越して10回目のお正月。まだ京都で暮らしていた時代が圧倒的に長いので、神戸っ子とは言い難い。だけど引っ越し当初に比べたら神戸のことを知っているし、スポーツで都道府県対抗があると、京都だけでなく兵庫県のチームも応援している。地元という感覚がすっかり身についていると思う。
猫のミューナは生まれてから12回目のお正月だけれど、そのうち10回は神戸なので彼は神戸っ子と言っていいだろう。まぁ猫なのでお年玉をもらえるわけでもないし、お雑煮を食べることもない。昨日と変わらず1年中寝正月だから、正月を迎えた回数を数えているのは飼い主だけだろうねw
今年の抱負といういものは特にない。ボクの場合は冬至を基準点にしているので、それは先月のブログで述べたとおり。その記事で生産性を上げることを目標にしていたけれど、その役に立つちょっとした読書法のコツを身につけた。
それは眠いときの読書法。
ボクが本を読むのは就寝前の約2時間。昨日の大晦日も午後9時から11時まで読書をしていた。そのまま寝たから、朝になったら年が明けたという感じ。でもその時間帯に読書すると、どうしても睡魔に襲われることがある。
朝から丸1日活動してからの終盤だから、どうしても脳が疲れている。本を読み始めて睡魔に耐えきれなくなり、15分ほどの短眠法でリフレッシュしながら読書を続けていた。だけどもうひとつ効率が良くない。
眠いときの読書は、ゴールばかりが気になる。どうしてもここまでは読みたい、と思いながらページを繰っている。終点ばかりが気になるので、脳が疲れてくると先へ、先へ、急ごうとする。ゴールに達して早く眠りたいから。
でもその感覚で読書をすると、活字を追っているだけの『流し読み』になりやすい。結局途中でわからなくなり、前のページに戻るということを繰り返す。そうんなことをしているとますます眠くなるだけ。
そこで思いついた方法は、あえて読書のスピードを落とすこと。眠いと感じたら、わざとゆ〜〜っくりと文字を追う。
短いセンテンスであっても、状況が頭に浮かぶまでは次の文章に進まない。そしてその文章について、自分の考えをめぐらせる。そうしながら少しずつゆっくり、ゆっくりとページを進んでいく。今日の目標まで達しなくても構わない、という気持ちで文字を追う。
そうしていると焦る気持ちがなくなるせいか、心にわずかな余裕が生まれる。その余裕が考える力を復活させてくれる。とにかく考える。本の内容について考え続けることが大切。
そこまで来たらエンジンが再度かかるようになる。内容に興味が湧いてきて、それまでの眠気が嘘のように吹き飛んで先へ進むことができる。結果的に仮眠しながら無理して読むよりも、早く目標のページまで達することができる。あと戻りする時間というのは、思っているよりも無駄が多いということ。
ということでお昼のお酒も抜けたから、今夜も就寝前は読書に集中しようと思う。少しくらい眠くなっても、この方法を使えばまったく問題なし。それでも眠気を感じるのならば、それほど面白くない本だということ。そんな本は放り出してしまえばいいからね〜〜!
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